就活の面接でゼミについて聞かれたときの対処法!入ってなくても大丈夫

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「就活でよくゼミについて聞かれるけど、答え方がよくわからない…」「ゼミに入っていない場合はどうすればいいの…」

こんな風に疑問に感じている就活生も多いのではないでしょうか。

就活でゼミを聞かれる大きな理由は、企業側が就活生の人柄や価値観を知りたいからです。

本記事では、就活生の悩みに答えるべく就活で企業がゼミについて聞く意図やアピール方法、よくある3つの質問やゼミに入っていない場合の対処法をご紹介します。本記事を読むことで就活をスムーズに進められるので、ぜひ参考にしてください。

目次

1:就活の面接でゼミについて聞かれる4つの理由

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就活の面接でゼミについて聞く企業の意図は下記の通りです。

  • 学生時代に何を取り組んできたのか知りたい
  • ゼミを通して何を学べたのかを知りたい
  • 学べたことをしっかり言語化できるのか
  • なぜそのゼミを選択したのか

順番に見ていきましょう。

1-1:学生時代に何を取り組んできたのか知りたい

ゼミについて聞く企業の意図の1つ目は、就活生が学生時代に何を取り組んできたのかを知りたいからです。

何を取り組んできたのを知ることで、人柄や自社にとってどのような戦力になるのかの判断材料になります。また、ゼミにどれほど真剣に取り組んできたのかもこの質問で把握できます。

そのため、就活で企業側がゼミについて聞くのです。

1-2:ゼミを通して何を学べたのかを知りたい

ゼミについて聞く企業の意図の2つ目は、就活生がゼミを通して何を学べたのかを知りたいからです。ゼミでの学習意欲が高い就活生は多くのことを学んでいます。

社会人になると、常に新しいことの連続で学習意欲がないと仕事についていけません。また、学習意欲がないことで新卒時には戦力になるはずの就活生が数年後には、戦力外になることも。

そのような人材を自社で増やさないためにも、企業は就活でゼミを通して何を学べたのかを知りたがっているのです。

1-3:学べたことをしっかり言語化できるのか

ゼミについて聞く企業の意図の3つ目は、就活生がゼミで学べたことをしっかり言語化できるのかを知りたいからです。

社会人になると、営業時に素早く言語化ができるコミュニケーションスキルを求められます。そのため、企業は実体験を思い出し言語化できるコミュニケーションに長けている人材を確保したいのです。

学んだことをしっかり言語化できることも求められていることから、就活生にはわかりやすくできるだけ簡単に説明することをおすすめします。

1-4:なぜそのゼミを選択したのか

ゼミについて聞く企業の意図の4つ目は、就活生がなぜそのゼミを選択したのか知りたいからです。

ゼミについて聞くことで、ゼミを選んだきっかけや経緯を知ることができてその人の人柄や価値観についても知ることができます。企業によっては、人柄や価値観、性格を基準に人材確保しているところもあります。

企業側になぜそのゼミを選択したのかを聞かれたら人柄や価値観について聞かれているのだと判断しましょう。

2:これで一歩リード!ゼミについてアピールする5つの方法

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ここまで、就活の面接でゼミについて聞く企業の意図についてご紹介しました。

ここからは、ゼミについて聞かれた場合の効果的なアピール方法を5つに分けてご紹介します。

  • ゼミについて具体的に伝える
  • ゼミに経験の活かし方を伝える
  • 結論から伝える
  • 面接官を惹きつけるエピソードを盛り込む
  • 笑顔で楽しそうに話す

1つずつ見ていきましょう。

2-1:ゼミについてわかりやすく具体的に伝える

1つ目のアピール方法は、ゼミについてわかりやすく具体的に伝えることです。面接官は、就活生のゼミ内容についてよくわかりません。また、専門知識もないため抽象的な内容では自分のことが印象的に残ることは難しいでしょう。

そうならないために、誰が聞いても理解できるよう伝えましょう。

わかりやすく伝えることを意識することで面接官からは、言語化が出来る就活生と思われ、「ゼミについて一生懸命説明しようとしている」と好印象を与えるでしょう。

2-2:ゼミの経験の活かし方を伝える

2つ目のアピール方法は、ゼミの経験の活かし方を伝えましょう。社会人になると、さまざまな仕事を任せられます。その際、学生時代に得た経験を活かせると強みになるでしょう。

ゼミでは、人それぞれ特別な経験を得るはずです。得た経験を基に、入社後の活かし方を説明すると、他就活生との差別化にも繋がります。ゼミを通じて得た経験や経験の活かし方を伝え、面接官にアピールしましょう。

2-3:結論から伝える

3つ目のアピール方法は、結論から伝えることです。面接官は、数多くの就活生の面接をしており、同じ話に聞き疲れています。そのため、結論から伝え目的も過程もわかりやすく伝えることで、面接官も楽に聞くことができます。

また、結論から伝えることで自分が伝えたい内容が相手に伝わりやすくなります。自己満で就活を終わらせるのではなく、相手に伝える配慮を心がけましょう。

2-4:面接官を惹きつけるエピソードを盛り込む

4つ目のアピール方法は、面接官を惹きつけるエピソードを盛り込むことです。体験談やエピソードを盛り込むことは、話を聞いてもらうために有効的な手段です。一方的な内容と経験談やエピソードが盛り込まれている内容の話だと、後者の方が聞きたくなりますよね。

就活の中でも、面接官を惹きつける話ができれば内定に近づきます。ゼミでの経験やエピソードを交え、話に盛り込み、面接官を惹きつけましょう。

2-5:笑顔で楽しそうに話す

5つ目のアピール方法は、笑顔で楽しそうに話すことです。「真面目に話さなければ…」と感じている就活生も多いと思いますが、楽しく話すことで面接官に興味をもってもらうというアピール方法もあります。

友達と話している時ってついつい話に聞き入ってしまうことがありますよね。その理由は、楽しく話している人を見ることで、自分もいつの間にか夢中になっているからです。

もちろん、TPOをわきまえて話す必要はあります。笑顔で楽しそうに話すことで、面接官も楽しくなり有益な情報を聞き出せることや内定に繋がることもあるため、おすすめのアピール方法です。

3:事前に把握!ゼミに関するよくある3つの質問

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就活では、必ずといっていいほどゼミに関する下記の質問が行われます。

  • ゼミで学んだことについて教えてください
  • ゼミを選んだ理由は?
  • ゼミで苦労したことは?

これらの質問を事前に把握しておくことで、他就活生との差別化に繋がります。1つずつ見ていきましょう。

質問①:ゼミで学んだことについて教えてください

ゼミに関する質問の1つ目は「ゼミで学んだことについて教えてください」です。

この質問の意図は、就活生の説明能力やプレゼン能力を見るためにあります。

意図に答えるためにも、素人でもわかりやすくゼミで学んだことを伝える必要があります。また、専門用語を使用してしまうことで、相手に伝わりにくい内容になります。わかりやすく伝えるためにも、中高生でもわかるような内容で、専門用語はできるだけ使用しないようにしましょう。

質問②:ゼミを選んだ理由は?

ゼミに関する質問の2つ目は「ゼミを選んだ理由は?」です。

この質問では、ゼミで学びたかったことや身につけたかったスキルを聞かれています。

ゼミを選ぶ際、「なんとなくこのゼミ楽そうだからここにした」と安易的な考えを持つ就活生も多くいるでしょう。しかし、ゼミに参加していくなかで、選んだ本当の理由が明確になるはずです。

この質問に答えるためにも、自己分析を怠らないようにしましょう。そうすることで、質問にも的確に答えられます。

質問③:ゼミで苦労したことは?

ゼミに関する質問の3つ目は「ゼミで苦労したことは?」です。

この質問では、就活生の解決能力を図っています。社会人になると、常にトラブルと隣り合わせです。そのため、トラブルに巻き込まれても自分で解決する能力がある人材を企業は求めています。

この質問を答える際、自分のゼミエピソードを交えて話すことで、面接官に具体的に伝わります。解決した話だけではなく、解決するまでの努力も話せると内容に具体性が出るため、意識しましょう。

4:ゼミに入っていない場合どうすれば?

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ここまで、ゼミに関する質問についてご紹介しましたが、ゼミに入っていない場合どうすればいいの?と疑問に感じた方も多いと思います。

ここからは、ゼミに入っていない時の対処法をご紹介します。

  • バイトや部活経験をアピール
  • ボランティアや海外経験でも良い
  • ゼミに入っていなくても評価は下がらない

順番に見ていきましょう。

4-1:バイトや部活経験をアピール

1つ目の対処法は、バイトや部活経験をアピールすることです。バイトリーダーや部活のキャプテンであったと話すことで、リーダーシップのある人材と判断されます。それ以外にも、経験談やエピソードを盛り込むことで、自分をアピールできます。

ゼミでアピールできないのであればそれ以外のことでアピールしましょう。もし、自分に経験がないと言うのであれば、今からでも積み上げることをおすすめします。

4-2:ボランティアや海外経験でも良い

2つ目の対処法は、ボランティアや海外経験を用いてアピールすることです。

ボランティアや海外経験は、就活にとって良い経験や実績になるため、ゼミをアピールするよりも効果的な場合があります。

ゼミの代わりに話す場合、できるだけ経験談やエピソードを盛り込み、わかりやすく具体的に話しましょう。

4-3:ゼミに入っていなくても評価は下がらない

3つ目の対処法は、ゼミに入っていなくても評価は下がらないと考えることです。企業がゼミのことについて聞く意図は、就活生の人柄や価値観を知りたいことにあります。そのため、採用不採用に繋がるケースは少ないです。

ゼミに入っていない場合、曖昧な答え方やネガティブな内容で回答しがちですが、面接官に悪印象を与えるため、おすすめしません。ゼミに入っていなくても大丈夫と考えて就活に臨むことが上手く進めるコツです。

とはいえゼミに入っていないことが不安・・・という方は、こちらの記事も参考にしてください!

就活でゼミに入ってないのは?不利にならない2つの理由を解説

まとめ

本記事では、就活で企業がゼミについて聞く意図やアピール方法、よくある3つの質問やゼミに入っていない場合の対処法をご紹介しました。

本記事で重要なことは下記の3点です。

  • ゼミについて聞く意図を理解し、的確に答える
  • よくある質問についてのテンプレを考えておく
  • ゼミに入っていなくてもマイナスな評価に繋がらない

企業側は就活生の人柄や価値観を知りたいためにゼミについて聞きます。そのため、無理に作り話や自分をよく見せる必要はありません。本記事を参考にし、就活をスムーズに進めてください。