内定が出たら、返事はいつまでにするべき?返事の方法も紹介!

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早期選考を行っている企業は、冬場になると早期内定を出すところも増えてきます。早期から就活を頑張ってきた学生さんの中には、就活解禁前に内定を手に入れる方も少なくはないでしょう。

今日の記事では、内定を頂いた場合、「内定の返事はいつまでにすれば良いのか?」を22卒の経験を踏まえながら、解説していきたいと思います。

内定の承諾で悩んでいる方は、下記の記事も合わせて参考にしてください。

内定先を決められないあなたへ!決断するために必要な4つのチェック項目

目次

1:内定の返事はいつまでにすれば良いの?

内定の返事はいつまでにすれば良いの?

企業のことを考えると、内定の返事は早ければ早いほど良いですが、最低でも5日~7日以内に返すのが一般的とされています。

内定通知に返答期限が記載されていることがほとんどで、期限内であれば内定の承諾を検討するのは問題ありません。企業が返答までに数日の猶予を設けているのは、しっかり考えて承諾して欲しいという思いがあるからです。

内定をもらったら、条件や就業規則、企業理念などを再確認したうえで承諾するかどうかを決め、期日内に返事をしましょう。

2:内定の返事を待ってもらえる3つのパターン

内定の返事を待ってもらえる3つのパターン

では、次に内定の返事を待ってもらえる場合をご紹介していきます。

内定の返事が待ってもらえるパターンには、以下の3つがあります。

  • 複数企業の内定を持っている場合
  • 他企業の選考が残っている場合
  • 内定承諾の決め手が欠けている場合

今後、皆さんにもこれからご紹介するようなシチュエーションが訪れるかもしれませんので、ぜひ押さえておきましょう。

パターン①:複数企業の内定を持っている場合

まず1つ目は、複数企業の内定を持っている場合です。

内定を持っている企業の会社名や志望順位までいう必要はありませんが、複数の内定を持っていて、どの企業に内定承諾をしようか迷っているということは正直に伝えても問題ありません。

企業側の方も、焦って内定を承諾し、内定後にミスマッチが起きてしまうことを避けたいと思っていますので、内定の返事を急かすこともないでしょう。

内定が2社以上で悩んでいる方はこちらの記事も合わせて参考にしてくださいね。

「内定が2社で悩む…」原因と決断するための対処法を徹底解説!

パターン②:他企業の選考が残っている場合

2つ目は、他企業の選考が残っている場合です。

こちらも社名や志望順位まで言う必要はありませんが、複数の選考を受けていることは伝えても問題ありません。企業側も、迷いながら入社して早期退職になるより、後悔のないように検討し、納得したうえで入社して欲しいと考えていることがほとんどでしょう。連絡する際には「内定をくれたことに感謝している」「すぐに返事ができずに申し訳ないと思っている」といった旨を伝えるのがポイントです。

パターン③:内定承諾の決め手が欠けている場合

最後に3つ目は、内定承諾の決め手が欠けている場合です。

ほかに比較している企業はないが、その会社に本当に入社を決めていいのか迷っているということも、十分あり得ます。この場合、どの部分が気になっているかを伝えましょう。新たな情報を提供してもらえたり、面談や職場見学などの機会を設定してもらえたりする可能性があります。  

3 :【例文付き】 22卒が実際にやっていた!内定の返事の方法

【例文付き】 22卒が実際にやっていた!内定の返事の方法

では、ここからは22卒が実際にやっていた、内定の返事の方法と例文を合わせてご紹介していきます。

方法①:電話で返事をする

まず、1つ目は電話で内定の返事をする方法です。

電話は相手と直接話せるため、感謝の気持ちや入社意欲が伝わりやすいでしょう。ビジネスにおいても、大事な場面ではメールではなく電話をかけることがあります。電話で返事をすることで、内定通知を「大事なこと」だと受け止めている姿勢を伝えることにもなるので、ぜひ電話で内定の返事を返しましょう。

【例文】

お世話になっております。

先日、内定の連絡をいただいた▲▲大学■■学部の〇〇と申します。人事部の〇〇様はいらっしゃいますでしょうか?

この度は、内定を頂き、誠にありがとうございます。

ぜひ内定を受けたいと思い、お電話をいたしました。

入社後は一日も早く力になれるよう努力いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。

方法②:メールで返事をする

2つ目は、メールで内定の返事をする方法です。

しかし、メールで返事をする際には1点、注意してほしいことがあります。

内定通知がメールや郵送で送られてきた場合は、メールで返事をしても問題ありません。ただし、電話のほうが好印象であることは念頭に置いておきましょう。また、電話をしたものの、先方が不在だった場合は以下のようにメールでその旨を伝えるのが一般的です。

【例文】

お世話になっております。採用選考を受けている▲▲大学■■学部の〇〇と申します。

先ほどお電話いたしましたが、ご多忙のようでしたので、メールにて失礼いたします。

この度は内定のご連絡をくださり、誠にありがとうございます。

ぜひ、貴社の内定をお受けしたいと思います。

入社後は一日も早く力になれるよう努力いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。

4 : 手紙で内定の返事を行うのは絶対NG!

「手紙で内定の返事を行っても良いのか?」と疑問に思っている方もいらっしゃるかもしれないので、お伝えしておくと、手紙で内定の返事を行うのは、絶対NGです。

手紙で内定の連絡を受けた場合は、電話かメールで返事をしましょう。

内定通知を郵送のみで知らせる企業もあります。ただし、郵送で連絡を受けても、手紙で返事をするのはマナー違反です。手紙は相手に届くまで時間がかかるため、少しでも早く返事が欲しい企業にとって配慮不足と思われかねません。

5:内定を保留する際の3つの注意点

内定を保留する際の3つの注意点

では、次に内定の保留が出来るのかどうかをご紹介していきます。

結論からいうと、ほとんどの企業において、内定の保留は可能です。

併願して他社の選考を受けている場合、他社の選考結果を待ってから返事をしたいというケースも考えられます。そのようなときは、返事が遅れることを早めに先方に伝えましょう。保留の意志は期日直前になって連絡するのではなく、早めに伝えるのがマナーです。

次からは、内定を保留する際の3つの注意点を見ていきましょう。

注意点①:理由を正直に伝える

「他社の選考結果を待っている」「現職に残るか迷っている」などの理由は伝えると失礼なのではと悩む人が多いかもしれないですが、正直に伝えて問題ありません。

就職・転職は人生を左右する大事なことなので、複数の選択肢を比較検討して悩むのは当然だと理解している企業が多いので、安心してください。

注意点②:保留の期限を伝える

保留の期限は自分で決めて交渉するのがマナーです。

「回答を◯日までお待ちいただけますでしょうか」と期日を決めて、お伺いを立てましょう。期日の延長は1週間~10日以内が一般的。延長期間があまりにも長いと、企業の採用計画に影響を及ぼすため、期日の設定には配慮が必要です。

具体的な期日を決めず、「検討するのでお待ちください」などの一方的な伝え方はマナー違反です。相手への配慮が足りないとマイナス印象を抱かれてしまうので注意しましょう。

注意点③:延長は1回限りにする

回答期限を延長できるのは、基本的に1回限りです。何度も延長するのは失礼にあたるだけでなく、入社意欲が低いと見なされる可能性があります。場合によっては、内定が取り消しになることも考えられますので、何度も延長するのはやめましょう。

まとめ

今日の記事では、内定を頂いた場合、「内定の返事はいつまでにすれば良いのか?」を22卒の経験を踏まえながら、解説して見ました!いかがだったでしょうか?ぜひ、今日の記事でお伝えした内容をご自身でインプットをし、今後の就活に生かしてみて下さいね!

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