「内定2社あるけど、どっちにしようかな…」「内定先を決めきれない…」
長い就活のなかでやっと掴み取った2社の内定。ただ、念願の内定なのにこのような悩みにぶち当たっている就活生もいるのではないでしょうか?
人生の大きな決断ということもあって、簡単には決められないですよね。
私も元就活生として同感です。すぐには決断できませんでした。。
そんななか、やるべき対処法や知っておくべき就活の現実を理解することで、納得した決断をすることができました。この記事ではそんな内定2社で悩んでしまっている就活生に対して、悩んでしまう原因や決断するための対処法をご紹介していきます。
ぜひ参考にして、納得した決断をしてほしいと思います!
目次
1:まずは内定保留を伝えよう!
内定先をどうしよう…と悩む時間は必要ですが、企業も連絡がないのにずっと待ってくれるわけではありません。
しっかりと内定承諾に対して迷っているということ、このくらいの考える時間が欲しいということを企業に伝えましょう。
1-1:内定承諾は3日以内が基本
本来であれば、内定通知が届いてから3日以内に内定承諾の連絡をするのが基本です。
即決できない場合はまず最初に内定保留の連絡をしておきましょう。内定保留の連絡をしたからといって内定取り消しになることはありません。
また、連絡したことで嫌な態度を取られたとしても、就活生の皆さんは選ぶ側にあるのです。気にすることなく自分の納得する決断ができるように行動しましょう。
1-2:悩むことから逃げてはいけない!納得する決断を!
早く就活を終わらせたいからといって、無理矢理決断してしまうことはオススメしません。
即決できた場合は良いのですが、悩んでしまうということは何かしらの原因があるはずです。
それらを明確にし、納得する決断をしなければ、入社後のミスマッチが起きかねないわけです。
自分の人生です!悩むことから逃げないでください!納得する決断ができるようにしていきましょう!
2:内定2社で悩む3つの原因とは?!
内定2社で悩む原因は人それぞれかもしれませんが、主にこの3つが原因として考えられます。
- 軸やビジョンが明確になっていない
- 本命企業の内定ではない
- 他にも良い企業があるのではと考えてしまう
それぞれ詳しく解説していきたいと思います!
原因①:軸やビジョンが明確になっていない
内定2社で悩んでしまう原因の1つとして「軸やビジョンが明確になっていない」ということがあります。
- 自分が求める環境
- 何を成し遂げたいのか
- どんな人になりたいか
- どんな人生設計をしていくのか
などといった軸やビジョンと企業を照らし合わせながら考えることが大切です。
何も目的なしに入社してもミスマッチが起きやすくなるでしょう。
しっかりと自分の中の軸やビジョンを明確にし、それと照らし合わせるように決断していきましょう。
原因②:本命企業の内定ではない
「本命企業の内定ではない」ということも、内定2社で悩んでしまう原因として挙げられます。
本命企業だったら迷うことはなかったのに…という気持ちも分かります。しかし、そこを考えていても意味はありません。
今ある選択肢から自分にとって最適な決断をできるよう、気持ちを切り替えていきましょう。
原因③:他にも良い企業があるのではと考えてしまう
「他にも良い企業があるのではと考えてしまう」ことも内定2社で悩む原因の1つです。
就活を通して数多くの企業を見てきたことで、探せば他にも良い企業はあるのではと思ってしまいがちです。
もちろん期間を決めずに探し続ければ、ある程度良い企業は見つかるかもしれません。ただ、自分の求めている環境というのはそうそうありません。それが嫌なら自分で起業するべきです。
自分の将来を考え、今あるご縁に対してしっかりと向き合い、決断できるようにしましょう。
3:内定2社から決断するための対処法4選
内定2社から決断するための対処法として以下のようなものがあります。
- 自己分析を改めて行う
- 1人で悩まず、友人や先輩に相談する
- 良いとこばかりではなく、悪いとこも考える
- 内定先の方と面談
私自身もこれらを実践し、悔いのない決断をすることができました。
では、それぞれ詳しく解説していきたいと思います。
対処法①:自己分析を改めて行う
内定2社から決断するための対処方としてまずは「自己分析を改めて行う」ということがあります。
一度立ち止まって、
- 自分はどんな人生を歩みたいのか
- 何歳までにどうなりたいのか
- それには何が必要か
- どんな環境が良いのか
といったことをじっくり考えてみましょう。
最初に選ぶ企業はかなり重要になってきます。自己分析から出た軸、そしてそこから逆算して決断できるようにしていきましょう。
対処法②:1人で悩まず、友人や先輩に相談する
「1人で悩まず、友人や先輩に相談する」ということも、決断するための対処方です。
自分1人で考えていても行き詰まることはあります。そこで一緒に就活をやってきた友人や、先に就活を経験してきた先輩に相談することでアドバイスをもらえたり、不安を口から出すことで肩の力を抜くこともできます。
何も1人で決めることなんてありません。周りを頼ってみましょう!
対処法③:良いとこばかりではなく、悪いとこも考える
「良いことばかりではなく、悪いとこも考える」ということも、決断するための対処方です。
選考の段階では企業の良い部分ばかりに目が行きがちで、悪い部分はあまり見えていません。
しかし、内定が決まった今では良い部分ばかりに目を向けていては危険です。
しっかりと自分が入社した場合のことをイメージし、多角的に企業を見ていきましょう。
対処法④:内定先の方と面談
「内定先の方と面談」をしていただくことも、決断するための対処方になります。
- 実際の職場の雰囲気
- 新卒の働き方
- 入社前と後のギャップ
など、面接の段階では聞きにくかった内容を気軽に聞くことができます。
あなたは今、選ぶ側にいるのです。悔いのない決断をするためにも、聞きたいことは全て聞けるようにしましょう。
4:内定2社からそれでも悩むあなた!知っておくべき就活の3つの現実
内定2社で悩んでいるあなたに、知っておくべき就活の現実をお伝えしたいと思います。
- 理想100%の会社はこの世にない
- 入社後の世界は誰にも分からない
- 良い選択にするかは自分次第
元就活生である私も、これらのことを理解することで悩んでいる場合じゃないと、決断することができました。
それぞれ詳しく解説していきたいと思います。
現実①:理想100%の会社はこの世にない
知っておくべき現実として、まずは「理想100%の会社はこの世にない」ということです。
就活生の皆さんは軸やビジョンに対してマッチするような企業を探してきて、内定を獲得したかと思います。ただ、実際に入社してみると泥臭い作業であったり、定時に帰れない仕事量など理想とは程遠い可能性が高いわけです。
もし、あなたが理想100%の会社が良いというのであれば、選択肢は起業することが正しいでしょう。
この現実を理解し、覚悟が決められる企業を決断できるようにしましょう。
現実②:入社後の世界は誰にも分からない
「入社後の世界は誰にも分からない」という現実も知っておくべきです。
もちろん、自分のビジョンや求める環境に対してできるだけマッチしている企業を選ぶことも大事です。
ただ、現実としてその業務が自分に回ってくるかは分からないですし、配属先すら違うかもしれません。
本当に入社後は分からないものなのです。それを理解したうえで、悔いのない決断をできるようにしていきましょう!
現実③:良い選択にするかは自分次第
「良い選択にするかは自分次第」という現実も就活生の皆さんには知っておいていただきたいです。
就活の軸やビジョンとマッチしていたから入社して活躍できるかというと、それは違います。入社してからがスタートなのです。そこからどれだけ目標から逆算して主体的に粘り強く行動できるか、にかかっています。
だからこそ、入社を決断できたとしてもそこで終わりではないということは理解しておきましょう。
内定で悩む方は、下記の記事も参考にしてください。
→ 内定先で悩む就活生は必見!悩まずに決断するための3つのチェック項目
まとめ
本記事では内定2社で悩んでいる就活生の皆さんに対して、悩んでしまっている原因や対処方をご紹介してきました。
- 自己分析を改めて行う
- 1人で悩まず、先輩や友人に相談する
というように、ご紹介したのはあたりまえのことかもしれません。ただそれを実践している就活生はわずかです。ここでご紹介したことをぜひ実践し、悔いのない決断をしてほしいと願っております。