「内定は出たけど、本当にここで良いのかな…」「内定承諾するか悩むなあ…」
長い時間をかけて就活を行い、やっとたどり着いた内定。それなのにも関わらず、内定承諾に悩んでいる就活生の方もいるのではないでしょうか?
安心してください。それは決して悪いことではないし、焦ることもありません。
この記事では、そんな悩みを抱える就活生の方に、決断するためにすべきチェック項目やNG方法などをご紹介していきます。
私自身も内定承諾するのに時間はかかりましたが、これらを実践したことでスッキリした状態になり、承諾することができました。
ぜひ参考にして、モヤモヤを無くした状態で内定先を決めてください!
そもそも内定がなかなか出なくて困っている・・・という方はこちらの記事も参考にしてください。
→ 内定が取れない就活生が絶対知るべき4つの対策と3つの心構え
目次
1:例文あり!内定先で悩んだらまずは内定保留を伝えよう
「内定は出たけど、承諾するか迷っている…」
こんな悩みを抱えている就活生の方が、まずすべき行動があります。
それは内定保留を企業側に伝えるということです。
伝えなければ、連絡が取れない企業側からの印象が悪くなりかねません。
ここでは、内定保留の例文などをご紹介していきます。コピペOKですので、ぜひ参考にしてみてください!
1-1:そもそも内定保留って良いの?
結論から申し上げると、内定保留は可能です。
内定保留とは、内定をもらった時に企業側に対して、入社するか否かの返事を待ってもらうことです。
企業によって返事の期限は変わってきます。それを理解した上で内定保留の意思を伝えるようにしましょう。
1-2:内定保留を申し出る場合の例文
【電話の場合】
就活生:「お忙しいところ恐れ入ります。わたくし、内定通知をいただきました◯◯大学の〇〇と申します。人事部の〇〇様はいらっしゃいますでしょうか?」
人事部:「はい、私が人事部採用担当の〇〇です」
就活生:「お世話になっております。この度は内定のご連絡を頂戴し、誠にありがとうございました。メールでもお伝えしましたとおり、ほかにも選考を受けている企業があるため、◯月◯日まで返事をお待ちいただくことは可能でしょうか?自分にとって最適な選択をするためにも、納得できるほど熟考したいと考えております。」
採用担当者:「承知いたしました。◯月◯日までにお願いいたします。」
就活生:「こちらの勝手なお願いにも関わらず、ご了承下さりありがとうございます。またご連絡させていただきますので、何卒よろしくお願いいたします。では、失礼いたします」
【メールの場合】
件名:内定保留のご連絡 ◯◯大学〇〇学科 氏名〇〇
〇〇(企業名)
人事部採用担当
〇〇様(名前が分からない場合は採用担当者様にする)
お世話になっております。内定通知をいただきました、〇〇大学〇〇学科の〇〇と申します。
この度は内定のご連絡をいただきまして、誠にありがとうございます。
内定のお返事に関しまして、大変恐れ入りますが◯月◯日までお待ちいただくことは可能でしょうか。
貴社の掲げるビジョンや価値観にとても魅力を感じておりますが、現在他の企業の選考も受けており、後悔のないよう熟考したうえでお返事させていただきたく存じます。
こちらの都合でご迷惑をおかけして誠に申し訳ございませんが、ご理いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。
2:内定承諾に悩む3つの原因
内定承諾に悩んでしまう主な原因としては、以下のようなものがあります。
・軸がブレた状態で内定してしまった
・内定が出たことにより、デメリットが肥大化して見えてくる
・入社後のビジョンが明確になっていない
この他にも多くの原因はあるかもしれませんが、自分はなぜ悩んでいるのかということを把握することも重要です。
それぞれ詳しく解説していきたいと思います!
原因①:軸がブレた状態で内定してしまった
自分の中で自信を持って言える軸が無ければ、内定承諾に悩んでしまいます。
なぜなら、それがなければ納得した内定承諾をすることができないからです。
- どんな事をやりたいのか
- どんな環境が良いのか
- これだけは譲れないという部分がある
上記のような軸を明確にすることで、自分に合った企業を見つけることができます。
焦る必要はないので、しっかりと自分と向き合っていきましょう。
原因②:内定が出たことにより、デメリットが肥大化して見えてくる
内定が出たことにより、企業に入社した際のデメリットが肥大化して見えてくることも、内定承諾に悩んでしまう原因の1つと考えられます。
これは今まで選考をうける立場だったこともあり、あまり見えてこなかった部分が、内定が出たことにより一気に色々な面が見えるようになってくるからです。
まあいいかと中途半端な考えで内定承諾をしてしまうと、入社後のミスマッチに繋がるので、しっかりと熟考したうえで判断するように心がけましょう。
原因③:入社後のビジョンが明確になっていない
入社後のビジョンが明確になっていないことも、内定承諾に悩む原因として挙げられます。
入社後のビジョンが明確になっていないことにより、
・自分はここで何がしたいのか
・良い部分だけで判断していないか
・将来的にどうなるのか
といったような迷いに繋がってきます。
しっかりと将来的なビジョンを明確にすることで、本当に納得する決断ができるようになります。
3:内定先を決断するためにすべき3つのチェック項目
内定先を決断するためにすべきチェック項目としては以下のようなものがあります。
- 企業選びの軸に当てはまっているか
- 5年後、10年後のビジョンに合っているのか
- 自分は企業・業界のことを本当に理解しているのか
これらの項目に自信を持って答えられることが、内定承諾をする際に必要なことだと言えます。
それぞれ詳しく解説していきたいと思います。
チェック①:企業選びの軸に当てはまっているか
企業選びの軸に当てはまっているかということは重要になってきます。
これに当てはまっていないと、自分のやりたいことや求める環境と違うということになってしまいます。
人によって企業選びの軸は異なるので、他人と比べる必要はありません。
自分の中でしっかりと明確な軸を持ち、それに当てはまっているのかどうか確認しましょう。
チェック②:5年後、10年後のビジョンに合っているのか
ここでのビジョンというのは自分と企業、双方のビジョンということです。
双方の5年後、10年後のビジョンがマッチしていなければ、入社当初は求めていたことができていたけど、徐々に方向性の違いが出てきてしまった。ということになりかねません。
現状ばかりを見るのではなく、将来的なビジョンにも目を向けて考えていきましょう。
チェック③:自分は企業・業界のことを本当に理解しているのか
自分は企業・業界のことを本当に理解しているのかということも、決断する前に確認しておくべきチェック項目です。
内定が出たことにより良い部分ばかりではなく、悪い部分もしっかりと見なければいけません。
- 労働環境はどうなのか
- 将来性は
- 自分が思っている事と合っているのか
といったように、入社後のミスマッチを防ぐためにも徹底して確認するようにしましょう。
4:内定先を決断する際のNG行動3選
内定先を決断する際のNG行動としては以下のようなものがあります。
- 説明会や面接の雰囲気で決める
- モヤモヤしたまま決める
- 直感のみで選ぶ
それぞれ詳しく解説するので、しっかりと理解し、自分軸で決めるように行動していきましょう!
NG①:説明会や面接の雰囲気で決める
内定先を決断する際のNG行動として、説明会や面接の雰囲気で決めるということがあります。
- 説明会での社員の雰囲気が良かった
- 面接でも明るく振る舞ったくれた
- 企業HPがすごく充実している
といった印象から入社したいと思うことはあるかもしれませんが、その見えている部分は良いところだけです。
しっかりと自分の中の軸に当てはまっているのかということを大事にしていきましょう。
NG②:モヤモヤしたまま決める
自分の中では不安に思う部分があるのにも関わらず、モヤモヤしたままの状態で内定承諾してしまうのもNGです。
モヤモヤしたままだと、入社後のミスマッチが起きやすくなります。
それを防ぐためにも、社員さんに分からない部分は正直に聞いたり、友人に相談したりしながら慎重に決めるようにしましょう。
NG③:直感のみで選ぶ
「あ、ここ良いな」という直感のみで選ぶこともNGです。
周りには直感で選んだと言う人もいるかもしれませんが、そういった人たちは自分の中の軸が明確になっているからこそです。
だからこそ、自分の中の軸を明確にしたうえでの直感ができるように準備していきましょう。
まとめ
今回の記事では、内定先を決断する際のチェック項目やNG行動をご説明してきました。
内定承諾に悩んでしまうのは、決して悪いことではありません。
しっかりと自分と向き合う時間を作り、軸を明確にしたうえで決断できるようにしましょう。
決断できるまでは、本記事の内定先を決断するためにすべき3つのチェック項目をご活用ください。
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