「人前で話すのは苦手」「本当に相手に伝わってるのかな」「これといったエピソードが。。。」
私も実際にそうでしたが、考えは整理できているのに、面接本番ではうまく話せない経験は誰しもが直面する困難だと思います。
その他にも、「いい感じに会話できたのに、落ちてしまう。。。」こういった悩みを持ちの方も多くいらっしゃると思います。
しかし、ネガティブに捉える必要はありません!すごく些細なことを意識するだけで、あれだけきらいだった面接が「楽しい!」という感覚に変化していきます。
これから紹介するコツを意識して実践するだけで大丈夫です!
是非、参考にしてみて下さい!
目次
1:誰でも「面接のプロ」になれる!
考えは整理できているのに、いざ面接本番になると緊張して上手く話せないという人は多いのではないでしょうか?志望度が高い企業になればなるほど緊張してしまい、うまくできない経験は多くの就活生が経験することだと思います。しかし、ちょっとしたコツさえ掴めば誰でも面接の「プロ」になれること間違いなしです!
また、話すエピソードの中身に自信がない人も、話し方ひとつでそれらの壁を打破していくことが可能です。面接が得意な人たちが実践している話し方を学び、これまでとは格段に違った面接を行なっていきましょう。
話し方以外の就活のポイントについては下記の記事も参考にしてください。
→ 就活のポイントってどこ?面接で絶対に押さえておくべき3つのポイント
2:メラビアンの法則
みなさんは「メラビアンの法則」という言葉を耳にしたことはありますか?
人間は他人とコミュニケーションを取るときに、言語・聴覚・視覚の3つの情報から相手を判断していると仮定した法則です。
情報が相手に与える影響は、
言語7%・聴覚38%・視覚55%
という法則になっています。
この比率を見てみると、言語からの情報はたったの7%で、影響力としてはその他の視覚、聴覚に比べて非常に微々たるものということができます。就活の面接に限った話ではなく、私たちは日常生活から無意識的にこのような判断を設けているのです。
まずは、この考え方を前提に置きましょう。面接官も皆さんと同じ人間です。内容が薄っぺらくても大丈夫という事ではなく、話し方ひとつで面接官に与える印象が大きく変化してくるということを意識して面接に臨みましょう。この記事は、この「メラビアンの法則」の内容に沿いながら、うまくいくためのコツを紹介していきます。ぜひ、参考にしてみてください!
3:「視覚」の操作
さて、メラビアンの法則にもあった通り、対人関係において「視覚」がもたらす影響は大きいことがわかったと思います。話し方や伝え方を気にする以前に最も大切なことがあります。ここではまず一番最初にこだわらなければならないことを紹介していきます。ぜひ、現在の自分自身と比べてみて、改善ポイントがあれば参考にてみてください!
3-1:話すときは口角を上げよう
コミュニケーションを取るときに大切なことは、その際の「表情」です。
皆さんも経験があると思いますが、初対面で全く笑わない人と話すときは、どこか引っかかりますよね。面接官も同じ人間ですので、もしあなたが暗い表情をしていると楽しくないでしょう。それが原因で「志望度の低さ」や「コミュニケーションに課題あり」という評価になってしまうことも多いと聞きます。話す内容をどれだけこだわっても、そこで減点されたらもったいないです。社会で生きていくために、「協調性」や「コミュニケーション能力」は必須です。口角を上げることで、自然と緊張も和らぎハキハキと話すことが可能になります。騙されたと思って実践してみてください!
3-2:相手の目を見て話そう
これが意外と難しいという声を聞きます。人間は話すときに、緊張したり自信がないと相手から目を背けてしまう傾向があります。これは心理学的な現象なので多少仕方ないと感じます。逆に言うとこれを自然と実践することができれば、他の就活生と差をつけることができます。しかし、相手の目をずっと見続けるのも少し不自然ですよね(笑)ですので、10回に2回くらいの頻度で目を逸らすようにするのも効果的です。もし仮に、面接官の目が怖すぎて目を合わせられない場合は、面接官のおでこを見るようにしてみて下さい!おそらく、おでこが怖い面接官はいないと思います。
3-3:手先・足先の動きは要注意!
これも無意識にとってしまう行動のひとつです。私もそうでしたが、緊張すると手足が動いてしまう癖があります。就活始めたての頃は、それが原因で「緊張してる?」と面接官の方に何度も言われた覚えがあります。この言動が減点材料になるかどうかは分かりませんが、間違いなく何かしらの違和感を与えることにつながります。ですので、余計な印象を与えないよう気をつけて臨みましょう。
4:「聴覚の操作」
次は、視覚の次に影響を与える「聴覚」について解説していきます。皆さんも1度はご経験があるかと思いますが、某通販番組の社長さんのセールストークを耳にしたことがありますよね。実はあれも意識的に視聴者の購買意欲を掻き立てているのです。そこの「意識的」な部分を実際の面接でも実践していくことができれば、通過率はさらに上がります。ぜひ参考にしてみて下さい!
4-1:声は普段より1〜2トーン上げよう
人間の心理は、低い声になればなるほどネガティヴな印象を持つ習性があります。
逆に高ければ高いほどポジティブに転じます。例の社長さんの声を耳にしたことがあると思いますが、すごく高いですよね。あそこまでいくとかなり特徴的ですが、実際に、聴く側に与えている印象は比べ物にならないくらい差があります。女性の方が営業が得意と言われているのもそういった部分にあります。実際の面接では、女性は1トーン、男性は2トーン程、意識的に声の高さを変えて話してみましょう。
4-2:ハキハキと抑揚をつけて話そう
話す内容も大切ですが、聴く側に伝わらなけれなば本末転倒です。そのためには、一定のトーンで話すのではなく抑揚をつけて重要なポイントをはっきりと伝える事が大切です。口をしっかりと開けて一言一句ハキハキと話し、自分にとって一番伝えたいポイントを強く伝えるようにしましょう。当たり前のように聞こえますが、緊張するとなかなか難しいものです。練習を重ねて、本番で自然と体現できるようにしましょう。
5:「内容」は意識しないでいいの?
ここまでの内容だと、「内容はあまりみられてないの?」と感じてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか?
しかし、ここで前提を忘れてはいけません。ここまでは内容を「どう話すか?」に関しての解説でした。
ここからは、内容を「どう整理するか?」に関して簡単に解説していきます!
これは就活だけでなく、社会人になっても求められる事ですので、今のうちから実践していきましょう!
5-1:結論ファーストで話そう
この時期になり「結論ファースト」という言葉を耳にする学生も多いと思います。
書いて字のごとく、先に結論を話すということです。
だらだらと自論ばかり話していると、面接官は「つまり何が言いたいの?」と感じてしまいます。
結論ファーストがなぜ大切なのか?その理由は大きく分けて次の2つです。
- 大前提、とにかく面接官は質問に対しての答えが知りたい
- 論理的な整理がしやすくなる(次項で解説)
5-2:論理的に説明できるようになろう
これは就活生だけでなく、社会人になっても要求される部分です。
「自分でも何を話しているのか分からなくなる!」という方は今のうちから訓練しておきましょう!
手順はたったの3ステップです!
- 最初に結論(自分の考え)を述べる
- その結論に至った根拠を簡単に述べる
- 最後に「事実+結論」で締めくくる
まとめ
冒頭でもお伝えした通り、努力をして必死にもぎ取ってきた経験が面接官に伝わらなければ本末転倒です。
人前で話すことが苦手な方!話すことは得意だがエピソードに自信がない方!
クヨクヨしている時間はありません!
話し方ひとつで印象がガラッと変わるということを押さえておきましょう。
そして、それらはちょっとした部分を意識するだけで大きな差を生むことができます。
そのためにも、まずは「練習」を行いましょう。
面接は、とにかく数をこなすことで上達していきます。
自分自身の目標のために今できることに全力で取り組みましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。