二次面接通過おめでとうございます!
一次面接と比べてかなり難易度が上がったことを体感できたと思います。次は、多くの就活生が苦手意識を持つ三次面接です。そして、多くの就活生が緊張してしまう面接でもあります。
そんな三次面接ですが、苦手意識を持つ必要は全くありません!特徴やポイントを抑え、しっかりと対策を行えば問題なく通過できる面接です。
この記事では、三次面接を必ず突破するための方法を解説します。たったの3ステップです!
- ポイントを理解する
- 想定される質問を把握する
- 抜かりない対策を行う
ぜひ参考にしてみて下さい!
目次
1:三次面接ってどんな面接?これまでと違う3つの点
「なんで3回もすんねん。」「これ以上聞かれることあるの?」
激しく共感です。二次面接であれだけ質問攻めにあったにも関わらず、三時面接でまたあの緊張感を味わうことを想像すると憂鬱ですよね。(笑)
しかし、あともう一踏ん張りです。ここを乗り越えることで内定へ大きく近づくことができます。まずは、ポイントを抑えましょう!
1-1:企業のお偉いさんが登場してくる
三次面接の面接官を務めるのは、年次が高く、役職もかなり上の方が多いです。その状況が生まれるだけで緊張しますよね。そのため、他の面接に比べて緊張感があることは確かです。面接経験豊富な大人が担当するので、表面上の答えや小手先だけの返答は通用しないと思っていた方が良いでしょう。だからこそ、綿密な対策が必要になってきます。
1-2:内定に近い学生が集まる
三次面接は、難易度が上がることもそうですが、逆に考えると内定に近い学生が呼ばれているとも捉えることができます。二次面接までの時点で、学生の素質はすでに判断されています。
そのため、簡単に言い表すと「入社意欲を確認するための面接」とも言えるでしょう。緊張感を持つことも大切ですが、ここまでの面接で評価されてこの場にいるという自信を持つことも大切です。
1-3:最終面接の可能性あり
実は、三次面接を最後の見極めの場としている企業も少なくありません。面接の回数は多いところで5回、平均すると3〜4回の企業がほとんどです。そのため、三次面接を通過することができれば、内定はほぼ確実といっても良いでしょう。主に入社意欲をみられているケースが多いので、そのための準備をしましょう!
2:三次面接でみられている3つのポイント
前提として、三次面接はこれまでの面接よりも難易度は上がります。しかし、ポイントを抑え、抜かりない対策を行えば問題なく通過できる面接でもあります。ここでは、三次面接でみられているポイントを解説します。ぜひ参考にしてみて下さい!
2-1:入社意欲
これはただ単に「この会社に入りたい!」というだけではダメです。
就活生によくある特徴ですが、面接時に企業の強みや魅力を必死に話す学生がいます。その企業に入りたいがために、企業を褒めるという傾向に走ってしまうのです。
最も大切なのは、「なぜこの会社を選ぶのか?」「自分のやりたいことは何なのか?」です。
いくら企業の特徴を語ったとしても、企業が知りたいのはあなたがこの会社で活躍できるかどうかです。そのため、自分の強みや、やりたいことを明確に提示した上で、この企業でそれが実現可能なのかを説明する必要があります。
2-2:自己分析ができているか
この部分に関しては、どの面接でも大切な部分になっていきます。しかし、三次面接ではより一層深掘りをされます。先述したとおり、面接官を務めるのは役員層が多いです。
そのため、表面上だけの答えや、その場凌ぎの答えはすぐに見破られてしまいます。そうならないためにも、入念な自己分析を行い、自分の本当の思いを自信を持って伝えることができるようになるまで準備しましょう。
2-3:将来のビジョン
「ビジョン」という言葉はあまり馴染みがない言葉だと思います。簡単に言うと、あなたの人生の方向性であると考えても良いでしょう。
要は、あなたが考えている方向性と、企業が目指している方向性が同じかどうかを見極めるためのポイントです。この部分は、さまざまな角度の質問から深掘りされます。
キャリアプラン、将来のビジョン、理想像、成し遂げたいことなど、さまざまな表現で聞かれるのでしっかりと対策を行いましょう!
3:三次面接でよく聞かれる質問集
ここからは、三時面接でよく聞かれる質問をご紹介します。
事前に準備しておくことで、よりスムーズに回答できる上に、自己分析にも繋がりますので、ぜひこの機会に質問の回答を自分の中で明確にしてみてください!
質問①:他社の選考状況
この質問は、必ずと言っていいほど聞かれます。正直なところ、その会社以外の会社も受けている学生がほとんどだと思います。そのため、正直に答えてしまうと落とされるのではないかと心配する学生が多くいます。
しかし、そんなことはありません!
他社の選考状況を聞く大きな理由は、「どのような方針で就活をしているのか?」です。
そのため、そこに一貫性や明確な意思がなければ、何となく就活をしていると言う印象を与えてしまいます。自らの就活の軸などの表現を用いて説明すると、よりわかりやすく伝えることができるでしょう。
質問②:入社後にやりたいこと
これも定番ネタです。しかし、この質問に関してはさまざまな表現の言葉で質問されるため注意しましょう。例えば、「キャリアプラン」や「どのように働きたいか?」など様々な表現で深掘りされます。そこで慌てることがないようにしっかりと準備を行いましょう!そのためには、自己分析で自分のやりたいことを言語化した上に企業分析を行い、それが実現可能なのかを判断する必要があります。OB・OG訪問を必須で行いましょう!
質問③:当社の志望度
この質問は、就活生をかまり悩ませる質問です。その会社が自分の中での第一志望であれば良いですが、第二志望や第三志望で、第一志望の会社の合否を気にしながら就活を行う学生も多いかと思います。個人的な意見としては、全ての企業に対して「第一志望」と答えて構わないと思います。実際に、企業がどのような目的でその質問をしているかは分かりません。リスクを負わないということを考えると、このような手段をとることがベストです。あくまでもその目的は、入社意欲を示すことにあります。
4:どのような対策をするべき?3つの対策で攻略
ここまでの説明は、三次面接に進むにあたって注意すべき内容をお伝えしました。ここでは、どのような対策を施すべきかを3つのポイントに絞って解説していきます。
ぜひ参考にしてみて下さい!
4-1:明確な志望理由を準備する
何度も申し上げますが、三次面接では「入社意欲」を示すことが大切です。そのためには、明確な志望理由が必要になります。経験している方も多くいると思いますが、「この会社じゃなくてもできるよね?」と言われる機会があったでしょう。しかし、実際問題それは当たり前なのです。
面接官が知りたいのは、選考に臨むにあたって、「どれだけの情報を仕入れ、分析し、自分と繋げているのか」というポイントです。それは、ホームページに記載されてる情報を話すだけではダメです。OB・OG訪問を行い、細かい情報まで仕入れて選考に臨んでいるという過程が入社意欲を示すことにつながります。
4-2:自己分析を抜かりなく行う
三次面接は、最も深掘りがされる面接です。そのため、予期しない角度からの質問がかなり飛んできます。一次面接や二次面接では聞かれなかった質問を受けると、慌ててしまい本来の考えとはかけ離れた返答をしてしまうことがあります。そうならないためにも徹底した自己分析を行いましょう。ひとつの事象に対して「5W1Hの手法」を繰り返し、根底にある意思を言語化する作業を事前に行いましょう。
4-3:企業分析を徹底的にする
企業分析と一言で言っても、様々な要素があります。ここで指す意味は、「ホームページでは公開されない情報を調べること」です。前提として、企業分析の最大の目的は「日常を知ること」です。企業の強みや魅力をどれだけ把握していても、その会社で活躍できなければ意味がありません。活躍できるかどうかは、日々の業務の中にある要素からしか判断できません。
「人間関係」や「リアルな業務内容」、「風通し」など、様々な観点の情報を仕入れ自分の軸と照らし合わせる作業を行いましょう。手段としては、OB・OG訪問やインターンシップなどが挙げられます。
まとめ
緊張するのは当たり前ですし、もしかすると三次面接で落ちてしまう経験もあるかもしれません。しかし、ここを乗り越えなければ内定は見えないということは皆さんが1番感じていると思います。だからこそ抜かりない対策を行う必要があります。何事もやった通りにしかなりません。今できることを全力で取り組みましょう。
三次面接に臨む皆さん、心より応援しております!