「最近、就活を始めたけどどんな企業がインターンを開催しているんだろう…?」
この記事はそんな悩みを持つ就活生に向けて書いています。
結論から申し上げますと、「一度は人気企業のインターンに参加するべき」です。
なぜなら、
- 人気企業は、内定直結型インターンを多く開催している場合がある
- 人気企業のインターンに参加することで選考の試験を免除になる可能性がある
など、多くのメリットがあるからです。
実際に多くの就活生の声を聞くと、人気企業のインターンに参加することでより濃密な経験ができたとの声が多く見受けられました。本記事では、多くの就活生の方の体験談を基に感じたインターンに参加するメリットやインターン人気企業をご紹介します。
この記事が、皆さんの就活に役立つことが出来れば幸いです。
目次
1:おすすめのインターン人気企業5選!
「そもそも、インターンを開催している企業の中でどこが人気なんだろう…?」
今回紹介するおすすめのインターン人気企業は、以下の5社です。
- ニトリ
- アサヒ飲料
- 味の素
- 伊藤忠商事
- JTBグループ
それぞれのインターン内容や評判を知ることで、自分がどの企業のインターンに参加すべきか模索することができるでしょう。それでは、それぞれの企業のインターンについて紹介していきます!
企業名①:ニトリ
インテリア小売業大手として知られているニトリ。
そんなニトリは、「製造」「物流」「IT」「小売」を包括的に手掛ける独自のビジネスモデルを展開しており、計37部署100職種の仕事が存在しています。例えば、お客さんと直接接する店舗運営部もあれば物流で商品を運ぶ仕事もできるなどさまざまな職種を経験できるのがニトリのが特徴です。
そんなニトリが開催するインターンの内容や先輩の評判を紹介していきます。
【ニトリのインターン内容と評判】
ニトリのインターンには、以下の4つのコースが用意しています。
- BASIC(商品部・広告宣伝部・法人事業部・貿易改革室の仕事体験)
- INNOVATIVE(商品開発・新規事業・広告宣伝の中の一事業体験)
- IT体験
- EXTRA(ニトリのビジネスモデルや教育についてゲーム感覚で学べる)
ニトリのインターンは、去年29,000人以上の就活生が参加したほど大人気で、インターンに参加するためのESはINNOVATEコース以外は一切不要なので気軽に参加できます。
ただ、ES無しで気軽に参加できるのはSTEP1インターンの1dayインターンのみのようです。BASICコースの場合STERP2まであるので、会社の人に名前と顔を覚えてほしい人はBASICコースに参加するといいでしょう。ニトリのインターンではステップアップするごとにより具体的な業務に触れて社員と会話する機会が増えます。
それだけでなく、最後のイベントに招待された方は本選考のフローが一部免除になっていますよ。そのため、ニトリの選考を受けようと検討している方はぜひ、インターンに行くべきでしょう。
また、ニトリのインターンに挑む上でとある先輩は、「「協調しつつも自分の考えを持ち、チーム一丸になって取り組むこと。ニトリの歴史に沿って行動をするとゲームのスコアが伸びるので、ニトリのサービスや歴史について、社員の説明をよく聞いたり事前に歴史について軽く学んでおくとよい。」とインターンに関するアドバイスがありました。
インターンで社員の方に好印象なイメージを持たれると、内定に直結する可能性があるので、インターンも選考と同じ気持ちで挑みましょう。
企業名② :アサヒ飲料
大手清涼飲料メーカーとして知られているアサヒ飲料。あの「三ツ矢サイダー」や「カルピス」などもアサヒ飲料の商品ですよね。
アサヒ飲料が23卒で募集している職種は、「事務系総合」「研究開発職」「エンジニア」です。
そんなアサヒ飲料が求める人物像として、「新たな価値を創造する「挑戦心」や「勇気」「好奇心」を持ち、「チームワーク」を発揮できる人物や自ら物事を考えて行動し、礼儀正しい人物」であることが求められています。
次は、アサヒ飲料のインターン内容と評判について紹介します。
【アサヒ飲料のインターン内容と評判】
アサヒ飲料のインターンには、選考フローを通過しなければ参加できません。そこでそれぞれの職種の選考フローを下記に紹介します。
- 「事務系総合職」…ES→グループディスカッション&面接
- 「研究開発職」…ES→グループディスカッション
- 「エンジニア」…ES→1次面接→最終面接
どの職種のインターンでもESの段階で90%の確率で落とされると言われており、特に事務系総合職は倍率が高くて人気の職種です。
実際に「事務系総合職」と「エンジニア」は、インターン参加者対象に選考があるので、アサヒ飲料を志望している就活生は早めに内定を獲得できるようにインターンに参加してみましょう。アサヒ飲料のインターンでは、商品開発や商品企画などを行うため、アサヒ飲料志望でなくても食品メーカー志望の就活生のためにもなるでしょう!
ちなみに、インターン日数は「研究開発職」のみ1日で「事務系総合職」と「エンジニア」は3日体験できます。
「研究開発職」は、インターン期間が短く実際に実務を体験するわけではありませんが、飲料メーカーで働く社員との交流ができるため、他の飲料メーカー志望の就活生も刺激になると思うので、おすすめです!
そんなアサヒ飲料のインターンに参加した先輩たちからは、「社員の実体験を交えた説明会でためになった」や「社員との距離が近く選考にも繋がるインターンシップなのでおすすめ」と高評価でした。
実際にアサヒ飲料に入社した社員が、自身の就活体験を基にアドバイスしてくれる機会なんて滅多にありません。
また、誰もが知っている清涼飲料メーカーのアサヒ飲料で働く社員からのアドバイスは他の企業への就活にも活かせることでしょう。
そのため、他の企業への就職を検討している人もぜひ、アサヒ飲料のインターン選考を受けることをおすすめします。
企業名③:味の素
味の素とは、大手食品メーカーであり、食品や調味料の企画・開発、販売を行っている会社です。
23年卒の就活で味の素は、「営業・マーケティングコース」と「コーポレートコース」「研究開発コース」の3つの職種を募集しています。
「営業・マーケティングコース」は、食品や健康栄養などの商材を紹介して事業の提案などを積極的に行う職種です。
2つ目の職種である「コーポレートコース」は、企業の基本的運営や経営管理を行う仕事です。「コーポレートコース」と言っても、さまざまな職種があって財務や経理、人事・総務などの部門に分かれています。現在、味の素ではデジタルトランスフォーメーションに注力していることから、デジタル人材の採用に携わりたい方にはおすすめの職種ですよ!
3つ目の職種である「研究開発コース」は、素材や商品の基礎研究、開発を行います。味の素では、食品関係の開発だけでなく、電子材料事業などの技術開発など多岐に渡って業務を行っていますよ。一見、「研究開発コース」と名前を聞くと理系学部とイメージされることが多いかもしれません。しかし、味の素の「研究開発コース」は、学部指定はされていないので文系の学生でも選考に応募できますよ。
味の素が求められる人物像として、以下の3つが挙げられます。
- 「ASV」「味の素グループway」といった価値観に共感する
- 自身の個性をしっかりと持ちながら、仲間とともに成長し続けたいという強い意志を持つ
- 自身の成長はもちろん、会社、社会をLeedしていこうという意気込みを持っている
「味の素グループway」とは、新たな価値の創造・開拓者精神・社会への貢献・人を大切にすることを言います。
また、「ASV」を「Ajinomoto Group Shared Value」と称し、「健康なこころとからだ」、「食資源」、「地球持続性」の3つの社会課題の解決に取り組んでいます。実際に、「ASV」の活動として「栄養バランスの良い献立を生活者に提案する「勝ち飯」プロジェクト」や減塩などさまざまな価値創造ストーリーを生み出して事業展開してきました。
【味の素のインターン内容と評判】
味の素のインターンに参加するためには倍率の高い選考を突破する必要がありますよ。味の素のインターン選考は3つの職種全て同じであり、ES選考、Webテスト、最終面接に合格しなければいけません。
ただ、「研究開発コース」の選考に参加する学生の中でも研究所見学に参加できる場合もありますよ。
インターン選考を突破するためには、味の素の求められる人物像に当てはまる必要があるでしょう。そのため、味の素の価値観を体現できるようなエピソードをいくつか用意することで意欲をアピールしていくといいですよ。
ちなみに味の素のインターンは3日間と短期ですが、期間としては短いものの得られたものは非常に多かったという先輩の声が多く見受けられました。
味の素のインターンに参加して実際に味の素に入社した先輩社員は、「当社についてだけでなく、社会人としてのマインドを学べた3日間でした。他社のインターンシップにも参加していましたが、自分の強みと弱みを理解でき、その他の就活にも活かせたことが大きな収穫でした。」と味の素のインターンを絶賛していますよ。
ぜひ、味の素のインターン選考に応募してみることをおすすめします!
企業名④:伊藤忠商事
伊藤忠商事とは、5大総合商社の一つに数えられるほどであり、機械や食料などの輸出入や事業投資など幅広いサービスを展開している会社です。
伊藤忠商事は、求められる人物像として以下の3つを挙げています。
- 精神的にも肉体的にもタフである
- チャレンジ精神が旺盛である
- リーダーシップがある
そのため、伊藤忠商事のインターン選考では、リーダーシップに関するエピソードトークやチャレンジ精神が旺盛なエピソードをいくつか用意しておくといいでしょう。
【伊藤忠商事のインターン内容と評判】
伊藤忠商事は、1日で終了するインターンと4日間体験するインターンの2パターンがありますよ。
1日のインターンでは、伊藤忠商事の成長環境を体感するケーススタディと多様な社員との座談会が開催されます。ケーススタディでは、伊藤忠商事の社員が実際に体験した案件を事例に会社説明されるので実際に自分が働いているところを想像しながら話を聞けますよ。
また、4日間のインターンでは、商社ビジネスの本質と伊藤忠商事の歴史や自己成長を促す環境について、実例を通じたビジネス課題解決である問題解決ワークを体験できます。商社ビジネスの本質を聞くことで伊藤忠商事のみならず他の商社へ就職したとしても十分に活かせるでしょう。
伊藤忠商事のインターン選考では、ESやPR動画の提出が必要です。ESでは文字指定であることが多いので長い文章を要約して読みやすくする工夫が必要でしょう。PR動画は、文面ではなく自ら話して自分のことをアピールしなければいけないので、表情や仕草などにも気を付けながらPR動画の作成をしてください!
実際にインターン参加した先輩からは、「インターン選考の倍率はものすごく高いから多少奇抜でも印象に残りそうなことを書くことをおすすめします。」とアドバイスがありました。
伊藤忠商事に関わらず、人気企業のインターン選考の倍率はかなり高いです。そのため、他の人と違うことを書いて覚えてもらえる方法を検討しましょう。
企業名⑤:JTBグループ
JTBグループとは、旅行代理店業を主にビジネスを展開する会社です。JTBが旅行業界の中で日本企業No.1の地位を築き上げていることから、旅行する際にJTBを利用したことがある方も多いかもしれません。
やはり、知っている旅行会社を利用して旅行すると安心して旅行を楽しめますよね。
JTBの職種は、総合職・某幹職の2つありますが、どちらの職種でも渉外営業、リテール業務、WEBでのシステム構築、営業連携業務など携わる仕事内容は基本同じなようです。
そんなJTBですが、女性の働き方改革を強化していることから他の企業より女子学生の方に多く人気を集めています。
例えば、「店頭営業職の育児休暇後復帰セミナー」や「ワークライフバランス実現のための働き方見直しプロジェクト」を実施した結果、女性の管理者比率は37%と高い比率となっています。
【JTBグループのインターン内容と評判】
JTBのインターンは、2種類あって1dayインターンと3dayインターンの2種類あります。
1dayインターンは、インターン選考やES提出の必要も一切ないですが、3dayインターンは1dayインターンに参加して選考に突破した学生のみ参加が認められますよ。1dayインターンではオンライン参加でき、3dayインターンでは東京・大阪の2会場でコロナウイルス対策をして開催されます。コースは3コースあり、「広告・マーケティングコース」、「地域交流コース」、「デジタルコース」か1つ選んで参加できますよ。各テーマの企画提案実務体験やプレゼントテーション体験を実施して、JTBのビジネスが体感できるプログラムになっているのです。
3dayインターンの内容について詳細なことは明らかになっていませんが、インターンに参加した先輩の口コミを見たところ課題をグループでやり遂げてビジネス体験をするインターンだったようですよ。
JTBのインターンに参加した先輩からは、「1日という限られた時間の中でも、参加したからこそ得られることが数多くありました。」という声や「行って損はないインターンです。」とJTBのインターンに行くことを勧める声が多く見受けられました。
2:どれに参加すべき?人気のインターンの種類
「人気企業のインターンに参加すべきなのは分かったけど、どの種類のインターンに参加すべきなんだろう…?」と疑問に感じている就活生も多いでしょう。
人気のインターンの種類として、以下の3つが挙げられます。
- 1dayインターン
- 短期インターン
- 長期インターン
これからは、それぞれの種類について詳しく紹介します。
種類①:1dayインターン
1dayインターンは、多忙な学生でも1日だけ予定を空ければ参加できることから人気のインターン形態です。
1dayインターンは、短期や長期とは異なり多くの企業のインターンに参加できるので行きたい企業が具体的に決まっていない学生におすすめのインターンです。ただ、1dayインターンは期間が短いこともあって業務の体験はできず会社の説明を聞いて終わりという場合もあります。それに、1dayインターンは選考なしで参加できる場合も多く気軽に参加できることから、学生数が多いので社員に名前と顔を覚えてもらえる確率は低いでしょう。
そのため、色々な企業を見ておきたい学生に1dayインターンをおすすめします。
種類②:短期インターン
短期インターンの参加期間は、主に2日~2週間程度の場合が多く、グループワーク系の課題を行う場合が多いです。
1dayインターンとは異なり、実際の業務で起こった事例をもとにグループワークを行う場合が多いことから、身になるインターンと言ってもいいでしょう。また、短期インターンは気軽に社員と会話できることから顔と名前を覚えてもらいやすいです。
短期インターンから人気企業は選考が開始するところが多いので、インターンに参加したい企業があれば事前にインターンの選考方法を確認しておくといいですよ。
種類③:長期インターン
長期インターンとは、1ヵ月~1年以上の期間で頻度としては、週2~3日、1日5時間働く場合が多いです。
ちなみに長期インターンは、学生としてでなく社会人として扱われることが多いため給料が支払われる場合が多いですよ。
長期インターンをして社会人として実際に働くことで、業界の様子を実体験出来たりスキルアップにも繋がるので就職したい企業が決まっている方におすすめのインターンです。
もちろん、社会人扱いとはいっても大学生なので、大学の授業と業務の時間が被れば大学の授業を優先できますよ。
3:人気企業のインターンで働くメリット
「人気企業の種類やインターンの種類などは分かったけど、結局人気企業のインターンで働くメリットは何?」と感じる方もいるでしょう。
そこで人気企業のインターンで働くメリットとして、以下の3つが挙げられます。
- 会社で働くことをイメージしやすい
- 就活生の仲間と出会いやすい
- 内定直結型のインターンの可能性がある
これからは、それぞれのメリットについて詳しく紹介します。
メリット①:会社で働くことをイメージしやすい
人気企業のインターンで働くメリットとして、会社で働くことをイメージしやすいことが挙げられます。
特に長期インターンで働くと、実際に社会人として働くわけなので社会人としてのマナーや礼儀作法などが学生のうちから学べるのです。学生のうちからインターンで社会人として当たり前のことを学んでから社会人になることで他の同僚と大きな差をつけて社会人生活を始められますよ。
メリット②:就活生の仲間と出会いやすい
人気企業のインターンで働くと、就活生の仲間と出会いやすいです。
就活では、どの企業においても就活生の仲間を多く作っておくことで有利に就活を始められます。
例えば、就活生の仲間を作っておくとES添削や面接練習をすることができますよね!一人でES添削するより他の多くの企業の選考を受けてきた仲間が見てくれることでより説得力があるESが出来上がることでしょう。
このように多くの学生が集まる人気企業のインターンは、就活生の仲間と出会いやすいのでおすすめです。
メリット③:内定直結型のインターンの可能性がある
数多くの企業のインターンに参加していると、中には内定直結型のインターンに参加する場合もあります。
一応、名目上ではインターンと選考歯関係ないと企業は注意書きしていますが、営利目的の企業が社会貢献のためにインターンを開催するとは考えにくいでしょう。そのため、多くの企業がインターン参加者の中から優秀な学生に声をかけ面接試験免除など内定に有利になるようにしている場合もあります。
ということもあるので、インターンでも選考に参加している気持ちで挑みましょう。
まとめ
皆さん、本記事はいかがだったでしょうか?
この記事で伝えたことが、皆さんにとって有益な情報になっていれば幸いです。
では最後に本記事の大事なポイントをおさらいしておきましょう!
- 一度は人気企業のインターンに参加するべき!
- 長期インターンはスキルアップにも繋がるのでおすすめ!
- インターンに参加することで内定にも繋がる!
人気企業のインターンに参加することで得られるメリットもあります!
ぜひ、参考にして実践してみましょう!
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