就活の面接なしの時代がもうすぐくる?ユニークな採用方法をご紹介

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「就活で面接なしの企業ってあるのかな…」と疑問に感じる方も多いのではないでしょうか。

結論、就活で面接なしの企業はあります。

しかし、本当に面接なしの企業に就職しても大丈夫なのでしょうか?そこで、本記事では疑問を感じている方に向けて、面接なしの5つの意図や企業別が取り入れている面接なしの採用方法、面接なしで誰でも就職できる職種5選について解説します。

この記事を読めば、面接なしの就活に対する不安が一掃されます。ぜひ参考にしてください!

目次

1:就活の面接なしでも就職できるのって本当?

就活の面接なしでも就職できるのって本当?

結論、就活は面接なしでも就職できます。

近年、就活生が面接対策を徹底しすぎて、質問回答がテンプレになりつつあります。その結果、面接の本来の目的である就活生の人柄や性格、資質を知れなくなってきています。就活で行う面接が意味のないものと気付き始めた企業は、簡単なゲームやディベート、職業体験を使った採用方法を取り入れられることにしました。

企業の多くは、面接を行って学生が持っている本質を知りたいと願っています。

私は、そのことに気付いた時から、あまり面接対策はせず本心で話すことを意識し、内定数が一気に伸びました。面接なしでも就職は可能ですが、「人と話す」ということは就活で必要になります。「なぜ面接をしない企業なのか」「面接をする意味は?」を考えながら、就活を進めていくと良い方向に進みますよ。

1-1:面接なしの企業はブラック?

結論、面接なしの企業がブラックかどうかはわかりません…。

様々な採用方法を取り入れている企業であれば、就活生の本質を見極めたいと感じている方も知れませんし、大量に採用している場合であれば、とりあえず仕事量が多いから人材が欲しいと思っているかもしれません。

ブラックかどうかを見極めるためには、企業理念や業務内容から企業のことについて読み取りましょう。企業理念や業務内容には、「なぜ就活で面接を取り入れていないのか」といった答えがあります。

「面接なし=ブラック」と思わず、幅広い視点で就活を進めてくださいね。

2:面接なしを推奨する5つの意図

面接なしを推奨する5つの意図

次に、面接なしを推奨する5つの企業の意図について解説します。企業の意図を理解しておくことで、「本当に就職するべきかどうか」が見極められます。1つずつ見ていきましょう。

  • 資格やスキルを重視している
  • 過去の経歴を見ている
  • 大量雇用を考えている
  • 一時的な戦力確保
  • 誰でもできる仕事だから

2-1:資格やスキルを重視している

企業が面接なしを推奨する1つ目の意図は、資格やスキルを重視しているからです。

資格やスキルを重視している企業は、営業職に多く、職種によっては普通自動車免許を取得してさえいれば内定を頂くことも可能です。民間資格だけではなく、合格難易度が高い国家資格があれば、内定率もあがるため学生時代の長期休暇中に勉強しておきましょう。

不動産業界であれば「宅地建物取引士」、金融業界であれば「FP」といったそれぞれの業界に合った資格があるため、勉強する前に志望業界・職種に合った資格をチェックしておいてくださいね。

2-2:過去の経歴を見ている

企業が面接なしを推奨する2つ目の意図は、過去の経歴を見ているからです。

近年、就活の面接では、用意された回答が飛び交っているため、学生の本質が分かりづらくなっています。そのため、面接で評価するのはやめて、「過去の経歴で評価しよう」と割り切っている企業が増えています。

過去の経歴は、今までどれだけ頑張ったのかを示す指標でもあるため、普段の就活でも評価は高いです。「輝いた経歴がない…」という方は、今できることを見つけて輝かしい経歴に近づけましょう。

2-3:大量雇用を考えている

企業が面接なしを推奨する3つ目の意図は、大量雇用を考えているからです。

業務内容が厳しく、途中退社の絶えない企業の場合、「とりあえず人材確保したい」と考えています。とりあえず人材確保したいと考えている企業は、採用基準を下げ、大量雇用を実施します。

大量雇用する際のデメリットは、面接に膨大な時間がかかることです。デメリットをなくすために、大量雇用を実施する企業は、面接なし就活を行っていると言えるでしょう。

2-4:一時的な戦力確保

企業が面接なしを推奨する4つ目の意図は、一時的な戦力確保のためです。

企業には、それぞれ繁忙期というものがあり、その時期になると人材不足が生じます。そのため、社員や派遣、アルバイトといった一時的な戦力確保が行われます。

基本的に、繁忙期を迎え人材不足を訴えている企業は一時的な戦力確保をするため、入社直後から忙しくなることを覚悟しておきましょう。また、繁忙期をすぎると意思に沿っていない転勤や不利な条件を提示されることもあるため、長期間働きたいと感じているなら、面接なし企業選びを慎重に行ってくださいね。

2-5:誰でもできる仕事だから

企業が面接なしを推奨する5つ目の意図は、誰でもできる仕事だからです。

単純労働や求められるスキルが低い業務を募集されている場合は、面接なしを取り入れている企業が多い傾向にあります。

就活生に注意してほしいことは、「スキルが低い業務ということ=将来のキャリアアップに繋がらない」ということです。また、同業界の他社と比較ても給与は低くなっています。

就活を行う際は、未来の自分がどうなりたいかを考えながら企業選びをしましょう。

3:【企業別】面接なしを取り入れている企業の採用方法

【企業別】面接なしを取り入れている企業の採用方法

ここまで、就活で面接なしを取り入れている企業の5つの意図について解説しました。ここからは、実際に就活で面接なし採用方法を取り入れている事例について企業別に解説します。

  • LIG
  • チームラボ株式会社
  • 株式会社クレスコ
  • ソフトバンク
  • ピザーラ

順番に見ていきましょう!

3-1:LIG

1つ目の企業はLIGです。

LIGでは、就活生が企業への愛を手紙にして送り、その手紙に共感したLIGが学生に内定をだす画期的な採用方法です。従来の書類選考や筆記試験、面接などの採用選考を廃止し、就活生の本質が見える採用方法を取り入れたことは、就活生も企業にとってもメリットが多く、今でも続けられています。

3-2:チームラボ株式会社

2つ目の企業はチームラボ株式会社です。

2018年、チームラボでは「1日で内定獲得!チームラボスキップ選考!」といった会社説明会と内定直結型の採用方法が取り入れられました。

この採用方法の順序は下記の通りです。

  1. 会社説明会に参加
  2. アルゴリズムコンテストに参加
  3. アルゴリズムコンテストの合格者はディスカッション
  4. 更に通過した就活生は内定獲得

1日で内定が決まることは、就活生にとって時間やお金が抑えられるので、多くの就活生が興味を持ったそうです。

3-3:株式会社クレスコ

3つ目の企業は株式会社クレスコです。

クレスコは、エンジニアを募集している企業で、「他企業に負けない個性・能力・思考」をアピールできる人材を対象にユニーク採用を実施しています。

この採用方法の手順は下記の通りです。

  1. エントリー
  2. 説明会に参加
  3. 書類選考
  4. プレゼンテーション

採用方法までの過程も端的なので、お金や時間がかからないのも就活生にとってメリットと言えるでしょう。

3-4:ソフトバンク

4つ目の企業はソフトバンクです。

ソフトバンクでは、今までに輝かしい実績を獲得した方を対象に、NO.1採用を実施しています。

今までのNO.1採用の実績例は下記の通りです。

  • プログラムコンテスト優勝
  • ロボットコンテスト優勝
  • 学会や論文での高評価獲得

エントリー後は、書類選考し2度あるプレゼンテーションで内定決定します。難易度は高いため、どうしても内定が欲しい就活生は、実績を確保しプレゼンテーション対策しましょう。

3-5:ピザーラ

5つ目の企業はピザーラです。

ピザーラでは、リファラル採用を推進するために、ピザーラル採用を実施しています。ピザーラル採用では、従業員同士で自社のピザやドリンクを持ち合ってリファラルしたい人材候補のリストを作成します。

リラックスした雰囲気で、リスト作成を行えるため、人材紹介のモチベーションも高まります。従業員が一緒に働く人を選ぶピザーラル採用は、就活では少し変わった採用方法と言えるでしょう。

4:面接なしで誰でも就職できる職種5選

面接なしで誰でも就職できる職種5選

ここまで、面接なし採用方法を取り入れている5つの企業について解説しました。ここからは、面接なしで就職できる職種5選を解説します。

  • クラウドソーシング
  • 工事現場
  • 請負型案件
  • ポスティング
  • 軽作業派遣

面接なしで誰でもできる仕事は以上の5つです。それぞれ、詳しく紹介しますね。

4-1:クラウドソーシング

誰でも就職できる職種の1つ目は、クラウドソーシングです。

クラウドソーシングとは、「クラウドワークス」「ランサーズ」といったサイトのことで、副業や在宅ワークの新しい仕事の方法として注目されています。

クラウドソーシングの仕組みは、仕事を持っている企業がインターネットを介して、ワーカーに仕事を行ってもらいます。クラウドソーシングは、全てオンラインのチャット上でやり取りが完結するため、面接が必要ありません。

初心者でもおすすめの副業・在宅ワークは下記の通りです。

  • Webライティング
  • 文字起こし
  • デザイナー
  • プログラム

プログラムやデザイナーは、少し勉強が必要になるため、難易度は上がりますがスキルさえ身につければ将来高収入を確保できます。Webライティングや文字起こしは、文字や文章が好きな人であれば、誰でもお金を稼げます。

興味がある副業・在宅ワークがあれば、クラウドソーシングで検索してみましょう!

4-2:工事現場

誰でも就職できる職種の2つ目は、工事現場です。

工事現場は、周期的なスケジュールで進んでいくため、一時的な労働確保が目的になっています。また、工事は高い場所で作業したり特別なスキルが必要になったりする業務が中心です。

工事現場では、面接が必要ない代わりに仕事をするためのスキルや資格は必要になるため、興味がある方は、あらかじめスキルや資格を取得しておきましょう。

4-3:請負型案件

誰でも就職できる職種の3つ目は、請負型案件です。

請負型案件とは、先述したクラウドソーシングと同様、仕事を持っている企業が、ワーカ―に対して発注しワーカーが完成物を提出することで、賃金がもらえる案件のことです。請負型案件もオンラインでやり取りが完結するため、面接は必要ありません。

とはいえ、スキルを高めていないと案件が終了してしまうため、すぐに仕事がなくなります。クラウドソーシング同様、継続的に案件を貰うためにも、働きながら勉強しましょう。

4-4:ポスティング

誰でも就職できる職種の4つ目は、ポスティングです。

ポスティングとは、企業のチラシや広告物を家庭のポストに投函し、賃金を得る仕事のことです。配布物は多岐にわたるため、重労働と感じる時もあります。

ポスティングは地図さえ理解できれば誰でもできる仕事なので、面接が必要ありません。

4-5:軽作業派遣

誰でも就職できる職種の5つ目は、軽作業派遣です。

軽作業派遣の仕事内容は下記のとおりです。

  • 梱包
  • ピッキング
  • 仕上げ

軽作業は誰でもできるため、仕事でもらえる給与は低くなります。単純作業なので、繰り返しや集中力が低い人は向いていません。コツコツ物事進めることが大好きな方は、軽作業派遣が向いているかもしれませんね。

まとめ

本記事では、面接なし5つの意図や企業別が取り入れている面接なしの採用方法、面接なしで誰でも就職できる職種5選について解説しました。本記事のポイントは下記のとおりです。

  • 面接なしを取り入れている企業の業務は、誰でもできる仕事内容が多い
  • 学生時代にスキルや資格を取得しておく

面接なしを取り入れている企業は、業務の難易度が低いため、給与が低い傾向にあります。少しでも、給与を上げるためにも、資格やスキルは時間のある学生時代に高めておきましょう。

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