「コンサル業界のインターンに参加してみたいな…」
この記事はそんな悩みを持つ就活生に向けて書いています。
結論から申し上げると、「コンサル業界のインターンは一度は参加してみるべき」でしょう。
なぜなら、コンサル業界のインターンで学んだことはどの業界で就職するにしても活かすことが可能だからです。しかし、コンサル業界のインターン選考を突破する対策法やインターン内容などインターンに参加するにあたり気になることが多いでしょう。
そこで本記事は、コンサル業界のインターン内容について紹介します。
皆さんの力になれば幸いです。
目次
1:インターンで行く前に!コンサル業界を解説
「そもそも、コンサル業界って具体的に何の仕事をするの?」と疑問に感じている就活生の方もいるかもしれません。
コンサルティングとは、「企業などの役員に対して、主に経営課題の解決策を提示して、企業の発展に貢献する」仕事のことです。
コンサル業界は、大きく分けて以下の3つに分類されます。
- 戦略コンサル
- 総合コンサル
- その他コンサル
一言でコンサルと言っても、その企業が行っているコンサル次第で仕事内容が大きく変わってきます。また、コンサル業界について入念に調べている就活生の方なら一度は聞いたことがあるシステムタンクという言葉もありますね。コンサルとシステムタンクでは、何が違うかも紹介していきます。
種類①:戦略コンサル
恐らく、皆さんがコンサル業界と聞いて思い浮かぶ業務内容が戦略コンサルでしょう。
戦略コンサルとは、主に企業の役員に対して、経営課題の解決や企業の合併・買収した後のサポートなどをする仕事です。
戦略コンサルとして成功に導くためには、財務や法務など企業全体に対して幅広い知識を持つ必要があります。そのため、戦略コンサルは最も重要で就くのが難しい職種と言えるでしょう。
そんな戦略コンサルの代表企業として挙げられるのが、「ベイン・アンド・カンパニー」や「マッキンゼー・アンド・カンパニー」です。これらの戦略コンサル代表企業に就職したいと考えている方は、高い情報処理能力と経営者陣にも物怖じしない精神力が必要と言えるでしょう。
種類②:総合コンサル
総合コンサルとは、経営陣から一般社員までを対象に経営戦略の立案から実行まで行っています。
総合コンサルは、名前通り先ほど紹介した戦略コンサルを含めたコンサルティング全般を行う職種なので、戦略コンサルよりも幅広い知識とコンサル力が試されるでしょう。
そんな総合コンサルを行っている会社として、「デロイトトーマツコンサルティング」や「アクセンチュア」等が挙げられます。総合コンサルは膨大な知識量が求められるコンサル業の中でも最も覚えることが多い職種です。
そのため、総合コンサルに就職使用と考えている方は、入社前からある程度コンサルに関する知識をネットなどで身に着けておいた方がいいかもしれませんね。
種類③:その他コンサル
近年、ITの発達などによってコンサル=経営コンサルという固定観念が覆りつつあります。
例えば、その他コンサルの代表的な職種としては、業務改善に強みを持っている「エル・ティー・エス」や中小企業の再建コンサルに特化した「山田ビジネスコンサルティング」等が挙げられます。このように今までのコンサル業とは違う職種に就きたいのであれば、その他コンサルを視野に入れるのもありでしょう。
【コンサルとシステムタンクの違いは?】
コンサルとシステムタンクの主な違いは、クライアントです。
コンサルが民間企業が主なクライアントなのに対して、システムタンクは官公庁です。そのため、民間企業へのコンサルよりも官公庁に対してのコンサルを行いたい方は、コンサルよりシステムタンクを行っている企業に就職するべきでしょう。そんなシステムタンクの主な企業としては、「野村総合研究所」や「三菱総合研究所」等が挙げられますよ!
2:コンサル業界のインターン選考を突破するための3つの対策
コンサル業界は、就活生に人気の業界なので、企業によってはインターン選考があります。しかし、コンサル業界のインターン選考を突破するためにどんな選考対策を行うべきか分からない方も多いでしょう。
そこでここでは、コンサルのインターン選考を突破する方法について紹介します。
選考対策①:ES(エントリーシート)
コンサル業界のESでは、インターンの志望動機や学生時代に力を入れたことなど基本的な問いをされる場合が多いようです。そのため、基本的な問いを完璧に行えるようにしてください。
また、コンサルという職種は、やはり会社の経営状況を左右させる非常に重要な職種ということもあり、地頭の良さを気にする企業が多く見受けられます。そのため、必ず誤字・脱字をなくして読みやすい文章で書くようにしましょう。
インターン選考ギリギリになってからESに取り組むと、焦るあまり誤字・脱字のまま提出してしまうかもしれないので、早めにESは取り組むようにしてください。
選考対策②:グループディスカッション
企業によっては、インターン選考にグループディスカッションを行うところもあります。
1回のグループディスカッションで参加者を選定する企業もあれば、数回グループディスカッションを繰り返してトーナメント形式で参加者を選定する企業もあります。コンサル業界では、基本的にチームでプロジェクトに取り組むので、与えられた自分の役割をこなしつつ課題解決に向けて主体的に話し合うことが選考突破への糸口となるでしょう。
選考対策③:面接
基本的に面接は、インターン選考の最終選抜で行われることが多いです。提出したES(エントリーシート)を読み込み、深掘りされたときに答えられるようにしておかなければなりません。また、ESで問われなかった質問が面接でされる場合もあるので珍しい質問にも答えられるようにしておくといいでしょう。
ただ、どれだけ事前に面接での回答練習していても本番になったら緊張によって忘れてしまうかもしれません。そのため、友人などと面接練習を頻繁に行うことでコンサル業界のインターン選考対策を行いましょう。
3:超おすすめ!3つのコンサル企業とインターン内容を大公開
ここまでコンサル業界について紹介してきましたが、コンサル業界のインターンってどんなことが行われるか気になる方も多いでしょう。
そこでここでは、おすすめ企業のインターン内容について紹介します。
企業①:ベイン・アンド・カンパニー
ベイン・アンド・カンパニーは、世界38か国に63拠点を持ったクライアントと共に「真の結果」の実現を目指しているコンサル企業です。そんなベイン・アンド・カンパニーのインターンは、合計3日間行われます。例として実際にベインが、2021年6月・7月に行った23卒向けインターンを紹介します。
ベイン・アンド・カンパニーのインターンプログラムとして、以下の4つが挙げられます。
- コンサルティングを行う上で不可欠なアプローチ手法の紹介
- アプローチ手法を用いた実際の分析のトレーニングとプレゼンテーションの実践
- コンサルティングスタッフによるキャリアカウンセリング
- コンサルティングスタッフとの食事会
ベインが実際に新入社員研修で行っているトレーニングを体感出来たりするので、コンサルティング業界志望の方は選考に応募してみるといいでしょう。また、ベインのインターンは本採用に直結しているのでぜひ、ベインに就職したい方は選考を受けてみてください。
企業②:ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ株式会社
ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ株式会社は、ITとファシリテーションを強みに持つコンサルティング企業です。
そんなケンブリッジのインターンは、3日間に渡るリアルコンサルティングファームを行います。コロナ禍ということもあり、ケンブリッジは、全選考プロセス含めてフルリモートで行えるインターンなので遠方の学生も参加しやすいですね。
ケンブリッジのインターンは、社員1名を含めたチームで仕事の進め方や文化について共に議論し交流することで、ケンブリッジのプロジェクト成功率の秘訣やクライアントから良い評価を得られる理由などを実感できますよ。
企業③:マッキンゼー・アンド・カンパニー
マッキンゼー・アンド・カンパニーとは、世界60か国105支社に9000人以上のコンサルタントが所属している戦略コンサル企業です。
そんなマッキンゼーのインターンは、選考フローに含まれていることもあって内定を獲得するために参加しなければいけません。マッキンゼーは、3~4日間戦略立案のグループワークを行います。
マッキンゼーはインターンにて多くの内定者を決めていると言われているため、グループワーク時にも率先して意見整理したり、解決策を主張する必要がありますよ。
まとめ
皆さん、本記事はいかがだったでしょうか?
コンサル業界のインターンは、仕事内容や就活生に人気の業界ということから参加の難易度は高いと言えるでしょう。しかし、コンサル業界のインターンは本選考に直結している企業も多くあるので、選考に突破できれば内定をもらえる確率が大幅アップしたと言っても過言ではありません。
この記事を参考にしてコンサル業界のインターンに参加できるようにしっかり対策を行いましょう!
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