「就活でビジネススーツを着るのはアリ?」「そもそもビジネススーツとリクルートスーツって、何が違うの?」
就活でビジネススーツを着たいけど、選考を気にして不安や疑問がありますよね。
結論、就活でビジネススーツ着ることは問題ありません!
この記事では、ビジネススーツとリクルートスーツの違いやビジネススーツを着用しても良い理由について詳しく解説していきます。
また、ビジネススーツを選ぶポイントやおすすめのブランドについてもご紹介していきます。
目次
1:ビジネススーツとリクルートスーツの4つの違いを解説
まずは、ビジネススーツとリクルートスーツの違いについて解説します。
ビジネススーツとリクルートスーツの違いは以下の4つです。
- 着用の目的
- 素材・生地
- 値段
- デザイン・色
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1-1:着用の目的
ビジネススーツとリクルートスーツの違い一つ目は、その着用目的です。
ビジネススーツは主に仕事で着るスーツであり、社会人用のスーツと言えます。
一方、リクルートスーツはリクルート(日本語で「採用」の意味)という言葉通り、就職活動で着るスーツのことです。リクルートスーツは就職活動以外ではあまり着ることがありません。
また、社会人になると、リクルートスーツからビジネススーツに買い替える方も多くいます。
このように、何のためのスーツなのかという点でビジネススーツとリクルートスーツは大きく異なっているのです。
1-2:素材・生地
ビジネススーツとリクルートスーツの違い二点目は、素材や生地です。
ビジネススーツはリクルートスーツに比べて長い期間着るものですので、素材や生地は上質な物である場合が多くあります。リクルートスーツの場合は就職活動のときにしか着ない場合がほとんどのため、あまり素材は上質なものではありません。
着用感もリクルートスーツよりビジネススーツの方がよく、リクルートスーツでは動きづらいなどの違和感を感じることがあるかもしれません。
また、リクルートスーツは着用頻度によってはすぐに汚れたりヨレてしまいます。
そのためあまりにも安価なスーツは選ばないようにしましょう。
1-3:値段
ビジネススーツとリクルートスーツの違い三点目は、値段です。
どちらも値段は安いものから高いものまで幅広くあるので一概には言えませんが、比較的リクルートスーツの方がビジネススーツより手ごろな値段で販売されています。
なぜなら、リクルートスーツは就活目的で作られているため、あまり長期間使用しないからです。社会人になってから長期間着るビジネススーツと比べると、そこまで高品質である必要はありません。
しかし、だからといって値段をまったく気にしないのは厳禁です。
格安のネット通販やスーパーなどで販売されているスーツは持ちが悪く、すぐに買い替える必要が出てきてしまうでしょう。
値段よりも自分に合ったスーツを選ぶことをおすすめします。
1-4:デザイン・色
最後にお伝えするビジネススーツとリクルートスーツの違いは、デザインと色です。ビジネススーツでは社会人のファッションコーデのため、ライトグレーやブルー、さらにブラウンなど、幅広い色を選ぶことができます。
デザインも様々なものがあり、スーツで個性を出すこともできるでしょう。
一方、リクルートスーツはブラックやネイビーなど落ち着いた色がほとんどです。就職活動ではあまりスーツで個性を出すことに良い印象は持たれず、無難な色を選ぶ方がことが理由として挙げられます。
そのため、目立ちすぎない色を着用するようにしましょう。
2:就活でビジネススーツを着用するべき2つの理由
最近では、就活でリクルートスーツではなく、ビジネススーツを着用する学生が増えてきています。
ここでは、就活でビジネススーツを着用するべき理由を詳しく解説していきます。
理由①:耐久性が高く丈夫
短期間の着用を目的とするリクルートスーツは、ビジネススーツほど素材や生地に拘っていないものがほとんどです。
ビジネススーツは、ウールなどの丈夫で上質な素材が使われていることがほとんどなので、かなり耐久性が高いです。
またシワもつきにくいものが多いので、面接が続く場合も問題なく使用できるでしょう。
就活は一時的なものだからと、あまりに価格の低いものや作りの甘いものを購入してしまうと、すぐにダメになってしまい、結局買いなおしをしなければならない可能性もあります。
ただ、ビジネススーツであれば全て丈夫という訳ではありませんので、生地やつくりを確認した上で購入を検討しましょう。
理由②:就職後も長く使える
リクルートスーツは、基本的には就活時のみの使用を想定して作られているため、長く使うことは難しいです。
それに比べてビジネススーツは、長期的に使うことを想定して作られているため、お手入れさえ行えば、何年も使うことができます。入社後もスーツを着用することが確定しているのであれば、ビジネススーツを用意するのもひとつの選択肢です。
着心地も良いものが多いので、快適に就活を進めることができるでしょう。
3:ビジネススーツを選ぶときの3つのポイント
それではここからは、就活で着用するリクルートスーツを選ぶときのポイントを3つお伝えします。
長持ちさせるため、ビジネススーツを購入するという方も、選ぶポイントは同様なので購入の際、参考にしてください。
ポイント①:色は「ブラック」か「ネイビー」
一般的に、就活で着用するスーツは、ブラックかネイビーが無難とされています。ほとんどの就活生がどちらかを着用しており、どの業界、企業でも通用するカラーと言えるでしょう。
グレーやベージュなどの明るいカラーは避けてください。ただし、チャコールグレーやダークグレーなどの黒に近いダークなカラーであれば問題ないことがほとんどです。
明るいグレースーツを避けるべき理由はこちらの記事も参考にしてください!
→ 就活でグレースーツがNGな2つの理由!グレースーツが着れる条件も解説
また、海外勤務の可能性がある方や、面接官が外国人の場合は、ブラックスーツは冠婚葬祭のイメージを持たれる場合もありますので、ネイビーの無地のスーツを選ぶと良いでしょう。
ポイント②:無地のものを選ぶ
ビジネススーツには、ストライプやチェックなどの柄が入っていることも多いですが、リクルートスーツは無地のものが無難です。
どの企業でも柄物が絶対にNGという訳ではありませんが、面接官からマイナスの印象を持たれないよう、一般的な無地を選ぶのがベストです。
もしどうしても柄を入れたいという場合は、シャドーストライプのものを選びましょう。よく見るとうっすらストライプが入っていますが、遠目から見ただけではストライプ柄とはわからない程度なのでおすすめです。
ポイント③:サイズを合わせる
最後に、リクルートスーツ選びで最も重要なのが、「サイズを合わせること」です。
窮屈なスーツは貧相に見え、逆にサイズの大きすぎるスーツはだらしない印象を与えてしまいます。自身の体にぴったり合わせたジャストサイズのスーツを着用することで、真面目で清潔感のある印象を与えることができるでしょう。
スーツを購入する際は、ネットでの購入ではなく、できるだけ店頭で試着や採寸をして、サイズを確かめてから購入するようにしましょう。特にジャケットのサイズ感で大きく印象が変わりますので、肩幅に合わせたものを選んでください。サイズのイメージが湧きづらい場合は、店員へ依頼し、客観的に見てもらいましょう。
また、既製品だけでなく、ぴったりに仕立てられる、オーダーメイドを利用するのも方法の1つです。
オーダーメイドの種類は3種類あります。
- フルオーダー
- イージーオーダー
- パターンオーダー
フルオーダーのスーツなどは、20万円を超えることもあり値段も高いため、リーズナブルなパターンオーダーがおすすめです。
パターンオーダーであれば、3万円以下で仕立ててくれるブランドもあるので就活生にはぴったりです。
どれだけ色や柄が無難なものを選んでも、サイズが合っていないだけで印象が悪くなりますので、しっかりと時間をかけてでも、体に合ったものを着用するよう心掛けましょう。
4:おすすめのビジネススーツブランド4選
ここまで、ビジネススーツとリクルートスーツの違いや、選ぶポイントなどをお伝えしてきました。
最後に、就活生におすすめの、スーツブランドを4つご紹介します。
- THE SUIT COMPANY (ザ・スーツカンパニー)
- SUIT SELECT (スーツセレクト)
- AOKI (アオキ)
- FABLIC TOKYO (ファブリックトウキョウ)
それぞれについて詳しくご紹介していきます。
4-1:THE SUIT COMPANY
ザ・スーツカンパニーは、流行に敏感な学生や20代の若者をターゲットにしたブランドとしてスタート。
トレンドだけでなく、品質も重視して作られた就活スーツは、きちんとした印象を与えます。
就活生の実際の声を取り入れて開発されたリクルートスーツをはじめ、機能性に優れたアイテムが充実しています。ベルトやバッグ、ソックスなどの小物も豊富に揃っており、就活に必要なものを全て揃えられます。
4-2:SUIT SELECT
2001年にオープンしたスーツセレクトは、全国各地に店舗を展開しています。豊富なラインナップとコストパフォーマンスの高さが魅力。
スーツセレクトの就活スーツは、圧倒的な品揃えと明確な価格設定が人気のポイント。
色や素材など、数あるアイテムの中から、自分に合う一着を見つけられます。価格と機能性・デザイン性のバランスが良い一着を手にしたい方におすすめです。
4-3:AOKI
AOKIは、最もリクルートスーツが購入されている定番のスーツ量販店です。
リクルートスーツや、小物を選ぶ時間がもったいない、すぐに全部揃えたいという人には、就活生8点セットなども用意されています。
そのセットさえ購入しておけば、身だしなみが整うので、かける時間がかなり節約できますね。セットわりで、15000円相当も安くなるようなので、お財布にも優しい設定になっています。
その他にも、多くのアイテムが豊富に揃っているので、一度チェックしてみてください。
4-4:FABRIC TOKYO
「Fit Your Life」がコンセプトのファブリックトウキョウは、顧客の生き方や価値観にフィットするような自分らしいビジネスウェアの提供を目指しているブランドです。
従来のオーダースーツのイメージを変えた、簡単なオーダー方法が特徴です。
店舗で、30〜60分程度で採寸を済ませ、クラウドに登録をすることができ、その後いつでもネットから、自分のサイズに合わせたスーツをオーダーできます。
すぐに欲しいという方はもちろん店頭での購入も可能ですが、じっくり家で選びたいけどサイズも合わせたい・・・という方にはおすすめのブランドです。
また、中間業者を介していないため、スーツ1着3万8000円からという低価格も実現しています。
まとめ
この記事では、ビジネススーツについて解説しました。
それぞれに明確な定義はないものの、ビジネススーツはリクルートスーツには違いがあります。
また、就職活動でもビジネススーツを活用することは出来ますが、選ぶポイントをしっかりと抑えて選ぶようにしましょう。
おすすめのブランドも4つご紹介しましたが、それぞれの特徴を見て、好みのブランドを探してみてくださいね!
自分に合ったスーツを選んで、就職活動を乗り越えられるよう頑張ってください!
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