「なんとなくやけどIT業界良さそうやなあ」「IT企業行きたいねんけど未経験だから無理なんかなあ」「IT業界のインターン参加したいけど、どんなことするの?」
時代も進化し、今グングンと伸びてきているIT業界。それに伴い、就活生に人気のある業界としても代表的な業界になっています。その中でも、未経験ということが理由で不安を抱く学生や、選考参加を断念してしまう就活生が多くいます。しかし、心配不要です!現在のIT企業には、未経験者や文系の学生でも活躍していける環境が整っています。
この記事では、そういった不安を抱える就活生に向けてIT企業の基礎知識やインターンの概要を徹底解説します!
ぜひ参考にしてみてください!
目次
1:インターンで行く前に!IT業界を徹底解説
IT企業は、10年ほど前から急速に成長している業界です。AIやIoT、VR/AR、ブロックチェーンなどの技術進歩から、第4次産業とも呼ばれています。進化が止まらない業界だからこそ、常に新しい価値を世の中に提供することができるのも魅力の一つです。ただ、一言で「IT業界」といってもさまざまなフェーズに分けることができます。
ここでは、IT企業の基礎的な知識を深めていきましょう!
1-1:4つの業界に分けられる
①ソフトウェア業界
企業などで使用される情報システム全般を開発するソフトウェア会社、ハード・ソフトの両面からシステム構築を行うシステムインテグレータ企業など、多くの企業が存在します。
②ハードウェア業界
簡単にいうと「メーカー」が所属する業界です。出力を担当するハードウェアは欠かせない存在です。身近のもので例えると、iPhoneがハードウェアで、中に搭載されているアプリなどがソフトウェアになります。
③インターネット業界
インターネット業界は、「BtoB型」と「BtoC型」に分類され、多くの職種が存在します。
BtoB型の企業は、ネットワークの構築やホームページ作成などのサービス提供を行います。一方でBtoC型の企業は、ポータルサイトの運用や通信インフラの整備などが業務の中心になってきます。代表的な企業としては、YahooやGoogleなどがあげられます。
④情報処理サービス業界
サイトなどで利用するサービスや企業向けのシステムを開発・運用しているのが情報処理サービス業界です。顧客の業務内容などを把握した上で、システムを設計したりコンサルティングしたりなど、業務の課題解決のためにあらゆる業務を請け負っています。SE(システムエンジニア)とはまた別なので注意しましょう。
1-2:求められる職種は大きく3つ
①システムエンジニア・プログラマー
システムエンジニアは、クライアントからの依頼を受けシステムを設計していく役割を担います。クライアントの意見をしっかりと反映させることができる実行力、遂行力などが求められます。
対してプログラマーは、システムエンジニアが設計した資料をもとにプログラミングを行う職種です。システムエンジニアは建築士、プログラマーは大工として例えられることが多いです。
②コンサルタント
クライアントの経営課題の対して、ITを活用して解決策を見出していく職種です。技術職の知識に加え、問題解決に必須なロジカルシンキングやプロジェクトを仕切るマネジメント力も求めらてきます。
③営業
これは他の業界の「営業」とほとんど同じ意味で捉えて構いません。ITサービスに需要を示すクライアントの元に出向き、商品の導入メリットや特徴などを説明し契約に結びつける職種です。これは一般的な有形商材の営業と同じようなスキル(対人、プレゼンテーション)が求められてきます。
2:あなたはどっち?長期・短期インターンの違い
では早速ここからIT業界のインターンシップのお話に入っていきます。他の業界のインターンと同じように、IT業界のインターンにも長期と短期が存在します。それぞれ解説していきます!
2-1:長期インターンシップ
長期インターンでは主に3つの業務を経験できます。
1つ目が営業業務です。社員のひとりとして実際のクライアントに対して商品を販売する経験を積むことができます。
2つ目はマーケティング業務です。いえゆる、自社の商品を売上にどう繋げていくかを思考し、体現させていく業務です。汎用的なスキルであり実務経験を積んでいるだけでとても重宝されるスキルの一つになります。
3つ目はプログラミング業務です。エンジニアから与えられた概要やテーマを元に設計や開発をしていく業務です。特に技術職での入社を考えている学生にはとっておきの機会です。また、未経験者でも参加可能な長期インターンもたくさんあるのでぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
→ 知らないと損する!インターンに1ヶ月行く6つのメリットを徹底解説!
2-2:短期インターンシップ
短期インターンでは主に2つの体験が可能です。
まずは、新規事業立案の体験です。学生数人が一つのチームとなり新規事業立案に向けて協力し合いながら遂行していく形です。新規事業を立案するためには、その企業の立ち位置や、そもそもの市場の動向やニーズを把握する必要があります。そのため、副次的な情報まで仕入れることができより業界への知見を広げることができます。またその一環としてグループワークなども体験できるため就活全体の学びにもつながるでしょう。
そして、システムの開発や設計まで経験できたりするのも魅力です。これは未経験でも専門知識がない学生も参加できるので非常におすすめです。実務経験を積んでいるというポイントは、選考において志望理由を作成する際などに有利に働くでしょう。
3:インターンの探し方2選
ここではインターンを実際にどのように探していくのかをご紹介していきます。
今回は2つの方法をご紹介しますので、把握した上で実践してみましょう!
3-1:企業のホームページから探す
この探し方は、参加したいインターンの候補がある程度固まっている方にオススメです。企業によっては、就活ナビサイトでは募集をかけていなかったりする場合もありますので間違いなくヒットさせたい学生はこの手段を取りましょう!
3-2:就活ナビサイトから探す
インターンに参加したい企業や職種がまだ決まっていない学生はこの手法がオススメです。就活ナビサイトは、企業のインターンの情報や採用活動が詳しく掲載されています。代表的なサービスとしては「リクナビ」や「マイナビ」が挙げられます。就活ナビサイトの特徴は「圧倒的な情報量の多さ」です。情報が多いことで選べる幅も広がりますし、インターン初心者でも安心して情報を見比べることができます。
→ インターンシップの8つの探し方を解説!基準やコツも合わせて紹介
4:インターンに参加する際の2つの注意点
インターンに参加する際には、いくつかの注意点が必要です。せっかく参加するのであれば、成果や好印象を残したいものです。そのためには参加する以前の段階での注意点があります。ここでは参加するにあたっての注意点を抑えていきましょう!
4-1:目的を明確に持つ
まずはインターンに参加する目的を明確にしましょう。
「なんのために参加するのか?」「このインターンを通してどうなりたいのか?」
といった目的意識は非常に大切です。特にIT企業のインターンに参加するためには、選考を通過していかなければならないケースが出てきます。その中で、明確な意思が存在しなければ通過していくことは不可能です。そのため、志望動機や参加目的などの必須事項は必ず持って参加を試みるようにしましょう。
4-2:スケジュール管理
インターンは、長期と短期ともに大学の授業と被る可能性が非常に高いです。しかし、どちらかを疎かにしてもいけません。大学を卒業で出なければ就職はできませんし、就職活動が捗らなければ卒業後の進路がありません。両方ともに完璧に仕上げていくためにも、自分自身のキャパをオーバーしないラインでスケジュール管理に励みましょう。
まとめ
ここまで、IT業界の大まかな概要からインターンの種類、そして参加にあたっての注意点まで解説してきました。
先述したとおり、IT業界のインターンは未経験からでも参加が可能で、目的に合わせてインターンの種類を選ぶこともできます。しかし、人気であることが故に倍率が高く選考を伴うケースも出てきます。
興味があるだけで終わらせるのではなく、しっかりと内側を見て自分自身に合っているかどうかを見極める作業をしていきましょう。これを機に、IT企業のインターンへのチャレンジをしてみてはいかがでしょうか。
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