【就活に有利な資格5選】大学生が今すぐ取るべき資格と2つの注意点

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「就活に有利な資格ってなんなんだろう?」

そんな疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか?

せっかく資格を取るのであれば、何かに活かせる資格を取得したいですよね。社会人になると、初めの頃は覚えることも多く勉強時間を十分に取りにくいので、資格取得が難しくなります。

学生のうちに目指す職種に必要な資格を取得しておくのがおすすめです!

この記事では、就活に有利になる資格と採用担当者が見ているポイント、アピールする上での注意点をお伝えします!

ぜひ、参考にしてみてください!

高卒で就職する方へ →  就職に有利な資格を高卒のあなたに向けて紹介!資格取得のメリットとは

目次

1:独学で取れる×就活に有利な資格5選

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資格は取りたいけど、あまりお金はかけられない・・・

できれば独学で取得可能な資格を取りたい!

そう思っている方も多いのではないでしょうか?

そんなあなたのために、独学で取れる×就活に有利になる資格を5つご紹介します。

  • TOEIC
  • 日商簿記検定
  • MOS
  • 宅地建物取引士
  • 秘書検定

5つの資格で最もおすすめなのは、TOEICです。

なぜなら、グローバル化が進む社会で、新卒・中途採用の入社条件として一定以上のTOEICスコアを求めている企業が増えているからです。

英語力が足りずに入社できないなんてことがないよう、学生のうちにハイスコアを狙っておくと良いですね。

文系学生はこちらの記事も参考にしてください!

【就職に有利な資格5選】文系就活生が取得しておきたい資格はコレ

それでは、5つの資格について詳しく解説していきます。

1-1:TOEIC

まずは、世界150カ国で実施されているTOEICです。

グローバル化が進む社会では、英語力は必須のスキルです。

企業によっては、昇進・昇格試験でTOEICを採用する企業もあります。スコアが一定の定数以上出ないと昇格できないとしている場合もありますので、学生のうちに勉強をし、英語力を身に付けておけば、キャリアアップに役立つこともあるでしょう。

 TOEICは、一般的に600~650点以上からがアピールできる点数だと言われています。

それ以下の点数しかとれなかった場合は、逆に英語力がないというマイナスの印象を与えてしまう可能性もあるので注意が必要です。

外資系の企業、海外とのやりとりが多い企業では、より高い水準の点数を求める企業もありますので、少しでも高いスコアを取れるよう、挑戦してみましょう!

1-2:日商簿記検定

日商簿記検定の2級もしくは1級も、就活で評価されやすい資格の一つです。

特に、経理や事務職での就職を希望する方であれば、業務に直結する知識を学べるので、積極的に取得すべき資格と言えます。

また、それ以外の職種であっても、簿記の知識は企業の財務状況を把握したり、事業内容について数字的根拠を説明できたりと、何かと役に立つ内容ばかりです。

 最近は入社後に簿記の資格取得を推奨する企業も増えてきているので、学生の内に取得していると良いでしょう。

お金の流れを理解することはビジネスパーソンとしての基本なので、希望職種に関係なくチャレンジすることをおすすめします!

1-3:MOS

エクセル、ワード、パワーポイントの基礎スキルを身に付けられるのが、MOS(マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト)です。

上記のようなツールは、社会人になれば必ず使用するツールなので、MOSの資格さえ取得していれば、パソコン操作は基本的に問題ないということを証明できます。

 パソコンを全く使ったことがない人と、MOSを取得している人では、業務に慣れるスピードも大きく異なります。

入社後に、同期と差をつけるため、基礎を身に付けるためにも勉強をしておいて損はないでしょう。

事務職などのデスクワークを目指す人はもちろん必須のスキルですが、営業職や技術職でも必要になります。パソコンはあまり使わない職種だろうと決めつけて、基礎知識を学ばずに入社することは避けてください。

また、これらはおそらく大学のレポートや、卒業論文などでも使用するツールのため、早いうちにMOSを取得することで大学でも役立てることができるでしょう。

 1-4:宅地建物取引士

宅地建物取引士は、不動産を取引する際に仲介役を果たすための国家資格です。

名前や内容だけを聞くと、不動産関係を目指す人のみが取得する資格だと感じると思いますが、実はこの資格を取得している人の8割が不動産以外の職種についていると言われています。

宅建の資格は、不動産業界以外にも、銀行や保険会社などの金融機関、住宅メーカーなどにも役立ちます。企業の総務・財務でも、資産運用の一環として不動産の管理・運用に携わる場合もあり、そこでも宅建を活かせます。

実は様々な業界で役に立つこの資格。入社後に取得するには、なかなか時間が取りづらく、思うように勉強が進まないという声も多いので、まだ業界が絞れていない方、少しでも不動産や金融、住宅に興味がある方は、在学中に取得を目指すのがおすすめです。

1-5:秘書検定

秘書検定は、とくに女性から大人気の資格です。

 名前を聞くと、秘書志望の人向けのように感じられますが、ビジネスパーソンであれば誰でも知っておくべきビジネスマナーに関する資格です。

 就職活動では、準1級以上を持っていると高く評価される傾向があります。

準1級以上では対面での面接もあり、実践的な知識や能力があることを証明することができます。

電話対応や伝言メモの残し方、資料の送付方法など、仕事で日常的に遭遇する場面で使える知識が中心のため、学んだことを全て仕事に活かすことが可能です。

ビジネスマナーに不安のある方や、就活や入社後の対応で好印象を与えたい方は、学生のうちに秘書検定の受験を検討してみてはいかがでしょうか。

女性にとって、就職に有利になる資格をまとめた下記の記事もぜひ参考にしてください。

就職に有利な資格5選!女性が就活中のいま取得すべき資格と2つの理由

2:資格が就活で評価される3つのポイント

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ここまで、就職に有利な資格をご紹介してきましたが、ただ資格を取っただけでは、選考で有利にはなりません。

では、採用担当者は、面接において、どんなポイントを見て評価しているのでしょうか。

資格を取得したことをどのようにアピールしたらいいのか分からないという方は、以下の3つのポイントに対し、自分をアピールできるように準備しておきましょう。

2-1:物事に取り組む姿勢や人柄

就活で資格をアピールするには、資格を取得する前後の話が必要です。

  • なぜ資格に挑戦することを決めたのか
  • どのように資格取得に向けて努力をしてきたか
  • 資格を取得したことで、生活や考え方にどのような影響があったのか

上記のような資格を取得する動機や、努力の姿勢、自分自身へ与えた影響を話すのが良いでしょう。

このような内容が充実しているほど、人柄も見えやすく、採用担当者から評価されやすくなります。

2-2:課題解決能力

あなたが問題に直面した際にどのように行動するのかも面接官の知りたいポイントです。

資格を取得する上で生じた問題点に対して、どのように対処・工夫をし、乗り越えてきたのか、その過程をしっかりと伝えましょう。

あなたがいかに忍耐強く、諦めずに努力を重ねることが出来る人物かを伝えることができれば、入社後もし困難があったとしても、この人ならきっと乗り越えてくれる!と期待してくれることでしょう。

2-3:会社への熱意

複数の資格を保有している場合は、志望企業の仕事に役立つものをピックアップしてください。

全く業務に関係のない資格を取得していることをアピールしても、なかなか評価には繋がらないのが現実です。

受ける企業の実務に役立つ資格を取り上げれば、その会社に入社するために学生のうちに努力してきたことが伝わり、それだけ入社への意思が伝わりやすくなります。

英語を使う仕事ならTOEICや実用英語技能検定、経理なら日商簿記検定などが例として挙げられます。

3:資格をアピールする際の2つの注意点

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資格を取得すると、就活になんとか役立てようと、アピールしたくなりますよね。

「資格が評価されるポイント」でもお伝えしましたが、資格を取得しているだけでは有利にはなりません。アピールする上での注意点を2つまとめておきますので、面接の際には以下の点に注意してください。

注意点①:資格だけをアピールしない

就活に有利と言われる資格は多くありますが、資格を持っているだけで面接に合格するわけではありません。

資格はあくまでも、アピールできる要素のひとつとして考えてください。もちろん、資格取得に向けて努力してきたことを話すのは良いですが、他にもアピールできるポイントを作っておくようにしてください。

資格欄に、取得した資格を書いておくことでそこに触れてもらえる機会も多くなります。

その際には、2章でご紹介した、採用担当者が見ているポイントを意識して話をすることが大切です。

資格がすべてではないため、その他の要素と複合的にアピールしながら就活を有利に進めましょう。

注意点②:取得する過程をアピールすることが大切

資格を持っていれば、その資格に対応するスキルや知識が身に付いていることが分かります。

そのため、より幅広くアピールするなら、資格を取得した結果を伝えるだけではなく、取得するまでにどのような取り組みをしたのか、その過程をアピールすることが大切です。資格取得までの過程をアピールすることで、スキルを提示するだけではなく、取り組みの姿勢や過去の経験まで述べることができ、人柄を知ってもらえます。

就活では物事に取り組んだ過程が重要視されており、取り組みの姿勢=今後の仕事への取り組み方として評価されます。

過程をアピールすることによって、仕事の取り組み方を提示できるため、企業で働く姿をイメージしてもらいやすく、好印象も与えやすいでしょう。

4:資格よりおすすめ!?インターンシップのメリット3選

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資格取得だけでなく、実績を積み就活に活かしたいのであれば、「インターンシップ」がおすすめ!

インターンシップには、以下の3種類があります。

  • 1Day
  • 短期(数日から2週間程度)
  • 長期(数週間から数カ月)

その中でも短期か長期であれば、より深く実際の業務を経験することができ、評価されやすくなります。

特に長期の場合では企業の中に入り実際に勤務する有給インターンも多くありますので、実務経験を積みたい方にもピッタリです。

メリット①:企業情報が収集できる

長期インターンシップでは、実際に会社の一員として業務を行うため、業界研究やOB訪問だけでは分かり得ない、リアルな業界知識や企業情報を知ることが可能です。

入社前に、仕事のやりがいや魅力、必要な能力を肌で感じることができるのは、長期インターンシップだけです。中には、長期インターンに参加することで、志望業界が変わるケースも少なくはありません。

ただ想像やネットの情報で決めるのではなく、実体験を通して企業を選ぶことができるので、ミスマッチを防ぐことができるでしょう。また企業理解が深まるので、その理解度を伝えることで、志望度も高いとみなされ、高評価を得やすくなります。

実際に働いてみないとわからない、職場の雰囲気を知れるのも、メリットのひとつですね。

メリット②:自己分析ができる

前述の通り、インターンに参加することで業界や企業について理解が深まります。

一方で、自分がその業界に本当に興味があるか、企業に合っているのかといった、自分を見つめ直す自己分析の機会にもなるのです。誰でも、合う合わないはあるはずです。

例えば、活気があり交流が活発なところが好きな人もいれば、静かで黙々と作業を続けるところが合っている人もいますよね。

業界に対しても同じで、良いと思っていた業界がイメージと違った、興味のなかった業界が意外と面白くやりがいを感じれた!なんてこともあります。

そのため、インターンは自分の適正を見抜く検証の場であるとも言えます。

就職は人生を大きく左右するものです。妥協なくしっかりと自己分析を行い、自らが輝ける企業を選ぶことがとても大切ですね。

メリット③:職務経験を積むことができる

特に長期インターンシップに言えることですが、「実務を経験できる」という点が非常に大きいです。

ほとんどの大学生は、職種ごとの業務内容を全てイメージで捉えています。

単純に経験したことがないので、イメージすることしかできないのは当たり前のことです。

しかし長期インターンシップに参加し、実際に経験していれば、適性はもちろんのこと、就活中に企業に対して「長期インターンで実際に営業を経験しまして…」という経験ベースで物事を語ることができます。イメージで話をしているのと、経験に基づいて話をしているのでは、説得力が大きく異なります。

なぜそう思ったのか、自信を持って根拠を伝えることができるようになるのも、インターンをするメリットと言えますね。

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まとめ

最後に改めてお伝えしますが、資格は持っているだけではほとんど意味がありません。

面接でアピールする場合は、ただ資格を持っていることだけを語ってはいけません。その資格の取得を目指した動機やどのように課題を解決してきたかなど、自らの人柄が伝わるよう意識してくださいね。

志望する会社や職種によっては、入社後に特定の資格取得を求められることがあります。資格手当が給料に上乗せされる場合もあるので、志望業界に関連する資格があればぜひチャレンジしてみてください!

また、4章でもお伝えしましたが、もし実績を積みたいのであれば、インターンシップに参加することも有効な手段です。資格取得で知識をつけ、さらにインターンシップで実務経験を積むことができれば、自分に合った業界や職種を見つけることができるかもしれません。

学生のうちに様々なことにチャレンジし、就職活動をスムーズに進めていきましょう!