就活を進めていく中で、志望企業の選考を通過できなかったり、うまくいかないことが続くと、「もうどこでもいいから内定が欲しい」という思考回路になってしまいますよね。
思い詰めた末、マイナビやリクナビでいろんな企業情報を閲覧しても、なかなか自分自身にあった企業が見つからないということは多くの学生が経験することではないでしょうか?
「どこでもいいから内定が欲しい」という考え方は、基本的に避けた方が良いでしょう。
しかし、何らかの都合で、「早めに就活を終わらせなければならない」「早く就活を終わらしたい」という学生もいると思います。本記事では、そのような就活生向けの必殺技を紹介します!また、「どこでもいい」という考え方の危険性についても言及していきます。
ぜひ参考にしてみてください!
目次
1:「どうしても!」という人向けの内定獲得の必殺技3選!
先述した通り、「どこでもいいから内定が欲しい」という考え方は避けるのが好ましいです。しかし、何らかの事情で就活を早く終わらせなければならないという就活生もいると思います。ここでは、そんな就活生向けに効率よく内定を獲得できる必殺技を紹介します!
- 就活エージェントの利用
- 内定獲得型イベントへの積極参加
- 逆求人型サイトの利用
それぞれについて解説していきます。
1-1:就活エージェントの利用
就活エージェントは、皆さんの就活における「救世主」と言ってもいいでしょう。就活のプロが、みんなさんとの面談を通して各々にあった企業を紹介してくれるサービスです。企業の紹介以外にも、説明会の予約や面接日程の調整まであらゆる業務を担ってくれます。一見便利なサービスに見えますが、エージェントも企業側と連携しているということを忘れてはなりません。自分に合っているかどうかの判断を全てエージェント任せにしていると、後々後悔することになります。
1-2:内定獲得型イベントへの積極参加
内定獲得を主な目的としたイベントに参加するのも一つの手段です。基本的に、学生が欲しい企業と、内定が欲しい企業が集う場として開催されることが多くマッチング率も高いものとなっております。しかしそのシステムを逆手に取ると、その場に集う企業は学生からあまり人気のないという見方もできるでしょう。最終的な判断は自己責任のため言及はしませんが、慎重な判断を忘れないようにしましょう。
内定直結型インターンのメリットについては、下記の記事でも詳しく解説しています。
→ 【絶対得しかない!】内定直結型インターンシップのメリットを公開!
1-3:逆求人型サイトの利用
通称「逆オファー型サイト」とも言われます。サイトに自分の情報を登録し、それをみた企業の採用担当者が学生にアプローチしていくというサービスです。簡単にいうと、学生はサイトに情報を登録して待つだけということになります。これも前者同様に慎重な判断をするということを心がけましょう。
2:内定が「どこでもいい」と考える人の末路
ここまで、「どこでもいい」という考え方の人向けに必殺技を紹介してきました。
ここからは、その考え方が果たして好ましいのかどうか考えていきます。大前提として、自分の人生における意思決定のため各個人の意見を尊重します。しかし、それらの考えを踏まえた上でもう一度考えてみることをお勧めします。ぜひ参考にしてみてください!
2-1:長期的にみて後悔する
大前提として、「どこでもいい」という考えで就活を進めても、どこかしらの企業から内定はもらえます。それが今の日本の現状です。しかし、そのような基準で意思決定をしてもいいのでしょうか?一般的に、そのような考えで入社する人に限って早期退職の確率が高くなります。冷静に考えて、そのような基準の学生を評価して採用する企業の実情が良いものとは考え難いです。つまり、ミスマッチに気が付かないまま入社し後悔するケースにつながりやすいということです。自分自身の人生を長期的にみた時に、果たしてその考えがメリットに繋がるのかをもう一度考えてみましょう。
2-2:転職市場の現実に負ける
「自分に合わなければ転職すればええやん」よくこのような声を耳にすることがあります。しかし、転職市場はそう甘くありません。就職活動は、ある程度長期的な成長過程を見込んだ採用を行います。一方で転職活動に関しては、即戦力として活躍できるかが問われてきます。「自分に合わなかった」「自分が思っていたものと違った」という理由の転職活動は、決して市場から評価されません。転職できたとしても、キャリアアップを見込んだ転職は不可能といえるでしょう。
3:内定が「どこでもいい」と考えてしまう本当の理由3選!
「どこでもいいから内定が欲しい」と考えてしまうのはなぜでしょうか。そこには「自分自身の人生だからこそ」という想いが良くも悪くも影響していると考えられます。ここでは、そのような考えに至ってしまう本当の理由について解説していきます!
- 失敗したくないから
- 「条件」に囚われがち
- 選考対策が面倒くさい
理由としては上記のような内容が考えられます。それぞれについて詳しく見ていきましょう。
3-1:失敗したくないから
「失敗したくないから」これは就活に限らず、私生活でも感じることが多い心理ではないでしょうか。ましてや、これからの人生を左右する可能性が高い就活においてはその緊張感は倍増するでしょう。そうした挙句、自分自身の想いを無視した就職活動をする学生が一定数います。就職活動やみなさんがいきたい企業は、あくまでも人生における「手段」でしかありません。しっかりと目的を明確にした上で動くことをオススメします。
3-2:「条件」に囚われがち
「条件に囚われる」この考えが悪いとは言いませんが、全てがここ基準になってしまうと長期的な歯車が狂います。いわゆる「給与」「福利厚生」「残業時間」などなど、外的な環境ばかりをみてしまうということです。しかし、みなさんが入社してメインで取り組むことは「業務」です。先述した条件は確かに大切ですが、あくまでも付加価値としての要素であるという意識を持ちましょう。また、そのような自分自身の思いだけでは変えることのできない要素に悩む時間はかなり無駄に等しいです。
3-3:選考対策が面倒くさい
ただ単純に、選考対策がめんどくさいという考えから「どこでもいい」と感じる学生は多いのではないでしょうか。「食料ないけど、作るのも買いに行くのもめんどくさい」という思考回路と全く同じです。選考の中にもいろいろな側面があり、中には一定の努力が必要な部分もあるでしょう。しかし、そこと向き合う前に「やりたくない」が先行してしまう学生は「どこでもいい」と考える確率が高くなります。
4:3ステップで内定を獲得しよう
ここまでを通して、「どこでもいい」という考え方があまり好ましくないということが少しでも認識できたのではないでしょうか。ここでは、就活生のほとんどがやっている就活の進め方を簡単に紹介します。「どこでもいい」と考えるのではなく、意味のある就活にするために少しだけ努力してみましょう!
4-1:目的を明確にする
一般的な表現で表すと、「自己分析」に当たります。自己分析というと、かなりめんどくさい印象があると思いますが、簡単にいうと「自分自身の言語化」です。つまり自分自身がどういう人間で、何を目的に働きたいのかを明確にするために言語化を行います。この言語化に苦しむ学生が多いからこそ、自己分析という作業がめんどくさく感じるのでしょう。
4-2:業界・企業分析を行う
「どこでもいい」と思考逃避する学生の特徴として、選択肢が少ないという課題があります。自己分析から入るのもいいですが、気になる業界や企業を探す作業を先に行う手法もあります。いわゆる帰納法のような考え方であり、個人的にはこちらの方がイメージしやすいと感じます。業界地図などを駆使してさまざまな業界に触れてみましょう!
4-3:社会人を活用した選考対策
選考対策を一人で行うことは基本的に避けましょう。社会人は、みんなさんと同じように就活を経験し、その上で社会の実情もある程度把握しています。そのため、よりリアルな情報や選考対策を行うことができます。また、就活情報サイトや企業のパンフレットにはない情報を獲得できるため積極的にアプローチしてみましょう!
まとめ
もちろん、やりたいことや働く目的は人それぞれです。得意不得意や価値観も皆違う中で唯一共通していることは、誰しも個性を持っているということです。しかし、多くの日本人は同調性が強いため自分という大切な個性を無視してしまうことがあります。そして実際に働き始め、その苦しさに気づいた頃にはレールを変えることができないという悲惨な状況を作ってしまうというケースが散見されます。そういった事態を防ぐためにも、この就職活動の期間にたくさん悩むことが大切です。不安で苦しい期間だとは思いますが、これも人生の中のひとつの試練だと捉えて踏ん張ってみましょう。その過程が、いつか自分が報われるための要素になることを信じて動いていきましょう。
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