【実録】私はこうして内定を取り消された!4つのケースを紹介

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「内定を取り消された‥。これって違法じゃないの‥?」

企業は内定を出した時点で、基本的には取り消しができません。

もし、不当に内定の取り消しが行われたのであれば、すぐにでもしかるべき対応をする必要があります。

そこで、この記事では内定取り消しの違法性から実際に取り消されたケースも見ていきましょう。

就活生は絶対に知っておくべき内容です。

目次

1:内定取り消しは違法なのか?

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企業が内定を出した時点で内定者との間で雇用契約が成立しています。ですので特別な事情がない限り、内定の取り消しはできません。次の章で記載するような明確な理由がないと企業の側は内定を取り消しができないため、企業都合のケースが満たされない場合は違法となります。

2:私はこうして内定を取り消しされた2つのケース

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ここからは、内定を取り消されたケースを、「内定者都合」「会社都合」の2つに分けてご紹介していきます。

ケース①:内定者都合

内定者都合とは内定者のなんらかの都合で内定を取り消しにされるケースのことをさします。

①大学卒業が満たされなかった場合

企業は新卒採用という前提条件のもと採用活動を行っています。しかし、卒業できなければ就職することはできないとなるため内定を企業側は取り消すことが可能です。卒業できないから内定取り消しというわけではないので注意しないといけないです。特例で就職を延期してくれる場合もありますが、一般的には卒業できなければ内定は取り消されると思ってもいいでしょう。

②体調面により就職が困難になった場合

内定後に内定者が病気や怪我をしたときは、内定が取り消しになる場合があります。しかし、就業が困難な病気や怪我の場合です。もしも、就業に支障をきたす場合でも企業と内定者で相談をすることで内定取り消しを避けれる場合や回避の工夫をすることはできます。

③重大な経歴詐称

内定者が経歴詐称をしていた場合は内定は取り消されます。例えば、取得していない資格を履歴書に書いていた、学歴を詐称しているという場合です。詐称したまま入社して入社後に発覚しても退社となるので注意しましょう。また、犯罪歴といった発覚ももちろんアウトです。詐称していまうと会社からはもちろん社会からの信用もなくなってしまいますので、嘘偽りのない状態で就職活動することが大切です。

ケース②:企業都合

企業都合においては整理解雇の4つの条件が満たされていれば内定者の内定取り消しをすることができます。

①人員削減の必要性がある

不況や経営難によって企業の業績が低下している場合人員を整理する必要があります。その際に経営が悪化している事実を具体的な数値や資料を要しした上で労働組合や整理解雇の対象者に説明する必要も企業側にはあります。

②解雇回避の努力をした

整理解雇の必要性がある状況でも労働者ができるだけ自社で勤続できる努力をしたかが見られます。様々な努力をしてもないのにも関わらず採用内定者の内定取り消しを真っ先に行った場合は不当解雇と見なされる可能性がありあります。

③解雇する人材を合理性に判断した

整理解雇に対象となる人材を選ぶ場合は公正な判断のもとで選定する姿勢が求められます。今後会社に必要だと判断できる人材を客観的に分ける必要性があります。しかし、個人的な感覚や主観が入りすぎて選んでしまった場合は不当解雇とみなされる場合があります。

④解雇手続きを妥当に行った

整理解雇を行う場合、企業は対象者や労働組合に対して、整理解雇に至った理由や必要性、解雇になる時期なそをしっかり説明して、再就職先にサポートも含めて交渉する必要があります。

上記の4つを満たしている場合は内定取り消しに企業側は内定者側に提示することができます。

3:もし内定取り消しされた場合は? 3つの対応を解説 

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対応①:内定取り消しされた理由を企業に聞いてみる

内定取り消しの理由を企業側に直接聞いてみましょう。電話連絡を受けた場合には書面やメールなど記録が残る形でに連絡をしておくと後で事実確認がしやすくなります。まず、企業側の事情を聞くことが大切です。その理由によって次のアクションが変わってきますので、企業の内定取り消し理由を聞いてから動くようにしましょう。

対応②:内定先に訴訟をする

企業側からの内定取り消しが不当と判断した場合は企業側を訴訟することができます。取り消しを一度提示した企業があっさり取り消し無効と認めることは少ないので、法的手段も視野に入れておくことも大切です。

訴訟を起こす場合は裁判をすることになりますので、弁護士を頼るための費用がかかるためそこも念頭におきながら訴訟するかしないかを判断しましょう。

対応③:就活エージェントや大学に相談

内定取り消しされた場合に相談するところとしては大学と就職エージェントです。大学にはキャリアセンターという就職支援をしてくれるところがあるのでそこに一度事情を説明して相談てみましょう。大学にきている求人も紹介してくれるなどの親身にサポートしてくれます。就職エージェントは様々企業との取引があるため企業に直接交渉してくれるかもしれません。トラブルを回避してきた実績もあるため心強いです。

内定取り消しされても焦らず現状を確認して1人で解決しようとせず、相談すべきところに相談することが大切です。

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まとめ

今回は誰にでもおこる可能性がある内定取り消しについてでした。内定でたからと安心せず生活することや企業を受ける段階でこの企業の業績も把握しながら就職活動することも大切です。

内定者の方は自分の行動をもう一度見直してのこりの学生生活を過ごしていきましょう。これから就職活動をする学生の方は内定後のリスクも考えながら就職活動していくことが大切です。