皆さん、一次面接通過おめでとうございます!
しかし、ここからが本当の勝負といっても過言ではありません。次のステージは、就活生を最も苦しめる「二次面接」が控えております。当然、一次面接と同じレベルで通過できるステージではありません。それゆえに、一次面接よりも徹底した対策が必要になってきます!
この記事では、二次面接の特徴と対策しておくべきポイントについて徹底的に解説していきます!
また、よく聞かれる質問についても一部紹介しておりますのでぜひ参考にしてみて下さい!
一次面接についてはこちらの記事も参考にしてください。
→【就活生必見】就活の一次面接における質問対策や準備すべきポイント
目次
1:一次面接と二次面接の違いってなに?
「そもそも一次面接と二時面接は何が違うんだろう。」
漠然とそのように考えている学生は多いのではないでしょうか?
おそらく、「何となくレベルが上がる面接」という認識はあると思います。ここで大切なのが、どの部分がどうレベルアップしていくのかを把握する必要があるということです。
まずはそこの「違い」について解説していきます!
- 一次面接
⇨大勢の応募者をある程度の数まで絞るための面接で、難易度は比較的易しめ。一般的なコミュニケーション能力、論理的思考力、基礎的なビジネスパーソンとしての心構えなどが主な評価基準となる。面接官は現場の社員が務めることが多い。
- 二次面接
⇨会社の需要に見合った人材かどうかを見極めるための面接で、企業によっては難易度がグッと上がる。面接参加者の価値観の深掘りや、性格や能力を面接を通して見極める。会話力、論理的思考力、会社とのマッチ度が主な評価基準となる。面接官は現場のリーダークラス、役員クラスが務めることが多い。
ご覧のように、面接を担当する人から評価基準のポイントまでかなり違うことがわかります。この部分は大前提として抑えておきましょう!
2:二次面接において「つまずくポイント」と「対策ポイント」
先述した通り、二次面接は一次面接とは全く違うポイントで評価されていきます。そのため、一次面接の基準で対策をしていると必ずつまずきます。ここでは、多くの就活生がつまずくポイントと、その対策ポイントを解説していきます。ぜひ参考にしてみて下さい!
①:企業の人的需要にマッチしていない
これは、ホームページ上に記載されている「求める人物像」を認識しているだけでは不十分です。企業が知りたいのは、「あなたがこの会社で活躍できるかどうか」です。あなたがどれだけその会社の魅力を語ったとしても、あなたがその会社で活躍できる見通しが立たなければ採用されません。
【対策】
企業で活躍している人の特徴を把握する!
何度も言いますが、企業が欲しいのは「活躍できる人材」です。OB・OG訪問を利用して、その会社で活躍している社員の特徴を把握しましょう。そして自分自身との比較材料として用いてみましょう。
②:業界・企業研究ができていない
この部分も多くの就活生見落としがちなポイントです。例えば、
「食に携わりたいから、食品メーカーにいきたい」
という学生を多く見かけます。しかし食品メーカーにも様々な部署があります。そのため、一概に「食が好きだからここ!」という考えで二次面接に臨むと思ったような結果には至りません。
【対策】
「商流」を理解することが大切です。
その業界がどのようなプロセスを経て売り上げを生み出しているのかを理解し、自分がそのプロセスのうちのどの部分に関わるのかを把握しましょう!各部署で求められるスキルは変わってきますので、この部分は非常に大切な要素になってきます。
③:話している内容に一貫性が無い
この部分は、多くの就活生が意識していることではないでしょうか?
要は、一次面接で話したことと、二次面接で話すことに一貫性がなければ採用側も判断できません。一貫性が無くその場しのぎの回答をしていると、面接のプロである面接官にはすぐに見破られてしまいます。
【対策】
まずは、一次面接で答えた内容をしっかりと振り返りましょう。さらに、二次面接では「深掘り」が厳しくなってくるのでその対策もしておきましょう。
具体的には、一つの答えに対して「なぜ?」を3回繰り返して、その答えに至った原因や背景を説明できるまで練習しましょう。
3:二次面接でよく聞かれる質問集
ここでは、二次面接でよく聞かれる質問をまとめています!
先述した通り、二次面接でみられているポイントは「会社とのマッチ度」です。それを念頭に置いて、次の質問に対する答えを考えてみましょう。
3-1:【学生自身を知るための質問】
- 意思決定をする上で大切にしている価値観と、それを形成したエピソードは?
- 自分自身が努力する上で原動力となるものは?
- その職種を希望する理由と、その理由を形成したエピソードは?
- 困難に直面した際、どのような行動を取りますか?
3-2:【入社意欲を知るための質問】
- あなたのやりたいことと、それは会社のどのような部分で生かせるか?
- 当社で働きたい理由は?
- 当社のこの部署で働く上で大切になってくることは?
- 3年、5年、10年後のキャリアプランは?
- この会社でどのように成長していきたいか?また「成長」の定義は?
3-3:【業界・企業理解を知るための質問】
- この部署で結果を出すために大切なことは?
- 当社のイメージについて教えて下さい。
- この業界の中でも当社を志望する理由は?
まとめ
今回、二次面接に臨む上で意識すること、準備しておくことについて解説しました。冒頭でも記したように、一次面接と同じ熱量で臨むと良い結果はついてきません。しかし、対策をしたからといって必ず内定をもらえるわけでもありません。その理由は、あなたの強みを評価してくれる企業もあれば、そうでない企業も存在するからです。
就職はあくまでもスタートラインですので、入社してから成長し活躍できる人材が採用されていきます。そして、その活躍できるステージは人それぞれです。
だからこそ、内定を「もらえるorもらえない」に依存するのではなく、自分に一番マッチする企業を選ぶという心構えで面接に臨みましょう。そのためには、自分自身のことをしっかり面接官に伝える必要があります。二次面接は、採用活動の中でも大切なステージになりますので準備をしっかり行なった上で臨むようにしましょう!
最終面接については、下記の記事も参考にしてください。