「1週間のインターンに興味あるけど、参加すべきなのかな…」
この記事はそんな悩みをもつ就活生に向けて書いています。
結論から申し上げると、「興味のある企業のインターンには1週間参加すべき」です。
なぜなら
- 内定直結の可能性がある
- 相互理解を深めることができる
など、多くのメリットがあるからです。
元就活生である私自身も、1dayや3daysも含め多くのインターンに参加してきましたが、1週間のインターンが最も深く理解することができました。本記事では元就活生の視点から感じた、1週間のインターンの内容や得られるメリットを詳しく解説します。
皆さんの力に少しでもなれれば幸いです。
目次
1:まずは理解!インターンを1週間行う目的
「そもそもインターンを行う目的って何なの?」
企業によって違いはあるものの、インターンを1週間行う目的は、主に以下のようになります。
- 自社のことをより理解してもらう
- 社員とのコミュニケーションをとってもらう
- 働くという感覚を味ってもらう
目的を理解しておくことで、インターンに対する姿勢も主体的になるのではないでしょうか。
では、それぞれ詳しく解説していきます!
目的①:自社のことをより理解してもらう
インターンを1週間行う目的として、まず「自社のことをより理解してもらう」ことがあります。
1dayや3daysのインターンでも可能ですが、それ以上に理解してもらうために1週間のインターンを行うのです。
そのため誰でも参加できるというわけではなく、
- 参加する目的が明確
- 入社意欲がある
- 価値観や考え方がマッチしている
といった項目にマッチしていなければ、参加することすら難しいでしょう。
就活生のみなさんも、ただ参加したいという軽い気持ちではなく、「ここに入社したい・興味がとてもある」という気持ちがあるときに1週間のインターンへ参加するようにしましょう!
目的②:社員とのコミュニケーションをとってもらう
インターンを1週間行う目的の2つ目は「社員とのコミュニケーションをとってもらう」です。
企業も就活生のことを限られた時間の中で、できるだけ理解したいと思っています。そのなかで、コミュニケーションをとる時間は必須になってくるわけです。
コミュニケーションをとることで就活生側には
- 企業への理解が深まる
- 入社意欲へ繋がる
- 聞きたいことを正直に聞ける
などのメリットにも繋がり、お互いにとって良い機会になります。
1dayや3daysでも社員とのコミュニケーションをとることは可能ですが、1週間と比べて時間はとれません。
目的③:働くという感覚を味ってもらう
「働くという感覚を味ってもらう」ことも、インターンを1週間行う目的の1つです。
企業側は、入社後のミスマッチを防ぐために多くの情報を就活生に対して発信しますが、実際に働くこと以上に防ぐ方法はないでしょう。そのため、実際に働くという感覚を味ってもらい、そのうえで自社の魅力を伝えたいと思っているのです。
1週間のインターンでは1dayや3daysより、実際の業務に近い体験をすることができます。
「この企業に入社したいけど、どんな感じなのかな…」と少しでも思っている就活生の方は、積極的に1週間のインターンに参加しましょう!
インターンの志望動機の書き方については、下記の記事もぜひ参考にしてください。
→ インターンのESを書くときに使える!志望動機の書き方やポイントを解説
2:【1週間】インターンの内容を公開
「実際に1週間のインターンって何するんだろう…」
就活生の皆さんは、こんな思いを抱いているのではないでしょうか?
企業によって違いはありますが、元就活生の私が体験したこと・友人に聞いたことを元にすると、大きく以下の3つでした。
- 企業・業務の説明
- 業務に関連したグループワーク
- 座談会
それぞれ、どんなことをしたのか詳しく解説していきます!
内容①:企業・業務の説明
1週間のインターンの内容1つ目は「企業・業務の説明」です。
1dayや3daysでも行われますが、1週間インターンでは実際に業務をしている人から対話形式で説明をいただいたり、社長自ら企業の説明をされたりなど、深く理解することができます。また、時間があるということもあり、説明中に分からない部分があればすぐに質問することができました。
そのため、モヤモヤした状態になることはなく、スムーズに進めることが可能です。インターン初日に全ての説明が行われるわけではなく、その都度行われるような形です。聞きたいと思ったことは、積極的に聞くように心がけましょう!
内容②:業務に関連したグループワーク
1週間のインターンの内容2つ目は「業務に関連したグループワーク」です。
インターン先の業界・業務内容によって様々ですが、私が行ったのは「カフェの売り上げを2倍にするためにどうするか」ということを4人グループで考え、最終的にプレゼンで発表するというものでした。
- 自社の強みは何か?
- 競合他社はどこか?
- メインターゲットはどんなお客様か?
といったことを深く考え、伝わりやすいようにまとめていきます。
フィードバックをもらいながら行うため、学校生活では味わうことができない体験をすることができました。
他にも多くの議題があり、友人が経験したものだと「1つの時事問題をとりあげ、それに対して自社は何ができるだろうか考えよう」「外国人観光客をメインターゲットにした、新しい業務計画を立てよ」「新店舗の出店先はどこにすべきか」といったものがあります。
実際に働いている社員の方と、コミュニケーションを取りながら行えるので、会社の雰囲気も味わうことができます!
内容③:座談会
1週間のインターンの内容3つ目は「座談会」です。
座談会といっても、ラフな雰囲気のなか、社員の方とコミュニケーションをとるような形です。
私が参加したインターン先では、毎日違う社員の方と会話する時間を設けていただき、様々な業務に関しての理解や、社会人としての心構えなどを学ぶことができました。
「入社するかは決めてないけど、参加してみたい!」という場合でも、多くのことを学ぶことができる素晴らしい機会です。積極的にインターンへ参加していきましょう!
3:1週間のインターンに参加する4つのメリット
1週間のインターンに参加するメリットとして以下のようなものがあります。
- 内定直結の可能性が高くなる
- 相互理解を深めることができる
- 働くという感覚を味わうことができる
- 自分を知ることができる
どれも、学生生活ではなかなか体感することができないメリットばかりです!
それぞれ詳しく解説していきたいと思います。
メリット①:内定直結の可能性が高くなる
1週間のインターンに参加するメリットとしてまず、「内定直結の可能性が高くなる」があります。
1週間のインターンは1dayや3daysよりも選考が厳しく、参加するだけでも簡単ではありません。逆にいえば、参加することができればかなりの期待値があるということになります。そのため、インターンを通して主体的に取り組み続ければ、内定直結になることもあるのです。
「この会社の内定が欲しい!」というインターンには必ず参加するべきでしょう。
メリット②:相互理解を深めることができる
「相互理解を深めることができる」ことも、1週間のインターンに参加するメリットです。
1週間かけて様々なワークをしながらコミュニケーションをとっていくため、相互の理解を深めることができます。就活生の皆さんが企業のことを知りたいことと同じように、企業側も皆さんのことを知りたいのです。
インターンに参加した際は、1週間かけて自分のことをできる限り知ってもらえるようにアピールしていきましょう!
メリット③:働くという感覚を味わうことができる
1週間のインターンに参加するメリットとして「働くという感覚を味わうことができる」ことも挙げられます。
「この会社に興味あるけど、実際働くとなればどうなのかな…」こんな思いを抱いている人もいるのではないでしょうか?
あたりまえですよね。私もインターンに参加する前は、社会人としての働き方など考えたこともありませんでしたから。
ただ、この思いはインターンに参加することで解決することができます!1週間かけて実際の社員の方と共に働くことで、しっかりと感覚を味わうことができ、入社後のイメージをしやすくなるのです。働くという感覚を味わうことで、その会社に合っていないと思っても、その後の就活で学びを生かすことができます。
インターンに参加し、働くことで見えてくる部分もあるわけです!
メリット④:自分を知ることができる
「自分を知ることができる」ことも、1週間のインターンに参加するメリットの1つです。
実際に社会人としてのけ経験がないのにも関わらず、自分に合った仕事を見つけるのは難しいですよね。
自己分析をしたうえで選んだ職種でも、入社後に合わないと感じて辞めてしまう人もいるようです。そのためインターンに参加し、実際に社会人としての働き方を体感することで、自分を知ることが大切なのです。
- 人と関わることが好きだけど、営業に向いているのか
- 戦略を考えることが得意だけど、企画を考案することはできるのか
- デスクワークは向いているのか
など、インターンに参加することで知れることは多くあります。
入社後のギャップを防ぐ・得意な分野を知るためにも、インターンに参加し、自己分析を行うことをオススメします!
4:1週間のインターンを探す方法
ここまで元就活生の視点から、1週間のインターンに参加するメリットや内容をご紹介してきました。少しはインターンに対する考えが変わったのではないでしょうか?皆さんはまだまだ時間があります。私のように後悔するのではなく、チャレンジしていただきたい!
では、最後にインターンを探す方法をご紹介していきます。
方法としては様々ですが、主に以下の2つで可能です。
- 就活支援サイトの募集を探す
- 「1週間 インターン 募集」と直接検索する
それぞれ詳しく解説するので、ぜひ実践してみてください!
方法①:就活支援サイトの募集を探す
1週間のインターンを探す方法としてまず、「就活支援サイトの募集を探す」があります。
この方法が最も有効的で、企業数も多くなっています。
なぜかというと、就活支援サイトには就活生が必ずといってもいいほど登録するため、そこに対して企業は募集を載せることでアピールできるからです。そのため、就活支援サイトの募集から手っ取り早く、インターン先を探すことができます。
ただ、サイトに載っていないインターンもあるので、その点は理解しておきましょう。
インターンの募集が多くある就活支援サイトは以下になります。
- マイナビ
- ウォンテッドリー
- リクナビ
- ワンキャリア
ぜひ参考にしてみてください!
方法②:「1週間 インターン 募集」と直接検索する
「1週間 インターン 募集」と直接検索することも、インターン先を探す方法の1つです。
就活支援サイトで興味のあるインターンが見つからなかった場合は、この方法を実践しましょう。なぜなら、就活支援サイトにも載っていないインターンはあるため、自分の求めるキーワードで検索すると見つかる可能性があるからです。
実際、私も「1週間 インターン 募集」と検索して、インターン先を見つけたりしていました。(全部落ちたことは内緒です。。)
このキーワードだけでなく、
「インターン 1週間 男」「インターン 1週間 オンライン」など、自分が求める条件を組み合わせることができるので、オススメです!
1週間に限らず、インターンシップの探し方については、下記の記事でご紹介しています。ぜひ参考にしてください。
→ インターンはどうやって探すの?詳しい探し方と3つの選び方を解説
まとめ
皆さん、本記事はいかがだったでしょうか?
元就活生の視点から、少しでもプラスになればとリアルな情報を伝えていきました!皆さんにとって有益な情報になっていれば幸いです!
では最後に本記事の大事なポイントをおさらいしましょう!
⭐️インターンを行う目的は企業のことを理解してもらうため
⭐️1週間のインターンに参加すると、「内定直結の可能性あり」「自分を知ることができる」などメリットたくさん!
⭐️インターン先は就活支援サイトで探そう!
インターンに参加することで広い世界が見えてきます!
ぜひ参考にして、実践してみましょう!