「インターン って何するんだろう…」
就活が始まり、こんな悩みを抱えている就活生もいるのではないでしょうか?
言葉は聞いたことあるけど、実際に何をしているのかまでは行ってみないと分からないですよね。
本記事ではそんな就活生に、元就活生である私がインターンは何をするのか、参加するメリットはどんなことがあるのかをお伝えしていきます。
インターンの探し方については下記の記事でご紹介しておりますので、ぜひこちらも参考にしてください。
→ インターンはどうやって探すの?詳しい探し方と3つの選び方を解説
目次
1:インターンとは「職場経験」である
インターンってそもそも何なのか?
答えはシンプルで、「職場経験」をすることなのです。
理由としては、実際に企業の社員方といろいろな業務を体験する中で、アルバイトとしてではなく、一社員として扱われるからです。
実際にインターンに参加し、職場経験を積んだことで、内定直結になるということもあるのです。
だからこそ、事前情報なしで行くのではなく、しっかりと内容を理解したうえで行くことが重要になってくるのです。
2:インターンの4つのタイプとその内容
インターン には主に以下の4つのタイプがあります。
- 業務体験型
- 説明会型
- 課題解決型
- 実践型
それぞれに特徴があり、内容も異ってくるのです。
しっかりと1つずつ理解していきましょう!では詳しく解説していきます!
タイプ①:業務体験型
インターン のタイプ1つ目は「業務体験型」です。
業務体験型とは、実際に社員がしている業務を簡単なものでありますが、体験することができるというものです。
例えば
- ミーティングへの参加
- 会議の見学
- 工場などであれば、実際に訪問して見学
などが行われ、企業のホームページや、説明会では伝わりづらい現場の雰囲気を味わうことができます。
タイプ②:説明会型
インターンのタイプ2つ目は「説明会型」です。
説明会型とは、企業の社長や人事の方が業務の説明をしたり、社員との座談会が行われたりすることを言います。
本来の説明会では大人数に対して行うので、疑問に思ったことを聞けなかったり、社員とコミュニケーションをとることが難しいです。しかし、説明会型のインターンでは選ばれた就活生に対して行うので、企業について深く理解できる機会になります。
事前に知りたいことや、疑問に思うことをイメージしておくと、有意義な時間になります。
タイプ③:課題解決型
インターンのタイプ3つ目は「課題解決型」です。
課題解決型とは、与えられたお題に対して、インターン生でグループを作り、解決策を導いていうというものです。
お題の例としては
- 弊社の商品を売り上げ2倍にするにはどうすればいいのか
- 日本人に投資を促すにはどうすればいいのか
- 新規事業をどこで行うべきか
- ベンチャーか大手か
などがあり、企業によって様々で予想することは難しいでしょう。
重要になってくるのは
- 主体的に発言していく
- コミュニケーションをとる
- 受け身にならず、自分が引っ張るくらいの気持ちで
ということです。
ただインターンに参加しても得られるものは少ないでしょう。しっかりと目的をもち、主体的に行動することで多くの学びが得られます。
タイプ④:実践型
インターンのタイプ4つ目は「実践型」です。
実践型とは、社員の方が日頃行っている業務を行っていくことです。短期間で行うことは難しいので、1か月以上の長期インターンで主に行われます。
行う業務の例としては
- 営業
- デザインやライティングなど、技術的なもの
- セミナーなどの集客
などがあり、アルバイトでは経験することができないものばかりです。
実際、実践型の長期インターンに参加したことでそのまま内定が出たり、自分に合う職種を見つけることができたりなど、多くのメリットを得ることができます。
3:企業インターンを行う3つの目的
企業がインターンを行う目的は主に以下の3つあります。
- 自社を深く知ってもらう
- 優秀な就活生と出会う
- 社員とのコミュニケーションをとってもらう
目的を理解しておくことで、インターンに対する考えや行動も変わってくるはずです。
それでは詳しく解説していきます!
目的①:自社を深く知ってもらう
企業がインターンを行う目的1つ目は「自社を深く知ってもらう」です。
企業は多くの就活生にエントリーしてもらうために、説明会やセミナーを開催しています。
ただ、そこで全てを伝えることはできません。就活生としても説明会だけでは正直、全てをすることは難しいでしょう。だからこそ、インターンをすることで自社のことをより深く知ってもらうという目的に繋がるわけです。
実際、私も多くのインターンに参加してきましたが、説明会とは比べ物にならないくらい、企業のことを深く知ることができました。企業の方は様々な視点からインターン生を見ていますが、自社のことを深く知ってもらいたいという思いがあることは理解しておきましょう。
目的②:優秀な就活生と出会う
企業がインターンを行う目的2つ目は「優秀な就活生と出会う」です。
あたりまえですが、企業は優秀な人材を求めています。
そのなかで出会う方法は
- 説明会で興味をもってもらう
- 紹介してもらう
- スカウト
など様々ですが、そのなかでもインターンへの参加が最も有効的な方法です。
なぜなら、相互理解を深めることができるのはもちろん、実際の業務を経験してもらうことで入社後のイメージがしやすくなるからです。説明会だけで入社する人と、インターンを経験したいえで入社する人では、ミスマッチ率も全く違います。企業は優秀な就活生と出会い、入社してもらうという目的も持ちながらインターンを行っているのです。
目的③:社員とのコミュニケーションをとってもらう
企業がインターンを行う目的3つ目は「社員とのコミュニケーションをとってもらう」です。
入社後にミスマッチがなく、主体的に働いていくには相互理解が不可欠です。
相互理解は企業側も考えている部分であり、インターンを通して理解してもらおうというわけです。そのため、社員とのコミュニケーションをとってもらうことも、インターンを行う目的になります。
私が参加したインターンでは全て社員とのコミュニケーションをとる時間があり、説明会では聞けなかったことも気軽に聞けました。企業としても積極的に接してもらいたいと思っているので、参加する際は疑問点は全て解消できるようにしましょう!
インターンのesに書く志望動機については、こちらの記事で解説しています!ぜひ合わせて参考にしてください。
→ インターンのESを書くときに使える!志望動機の書き方やポイントを解説
4:インターンに参加する3つのメリット
ここまで、インターンは何をするのか、インターンの目的は何なのかをお伝えしてきました。
インターンに対して興味が沸いた就活生もいるのではないでしょうか?
元就活生として言わせていただくと、インターンには絶対に参加すべきです。
理由としては以下のようなメリットも得られるからです。
- 就活で有利に
- 自分を知る機会になる
- 働くという感覚を味わうことができる
ぜひ参考にして、インターンへ参加してみてください!
では、それぞれ詳しく解説していきます!
メリット①:就活で有利に
インターンに参加するメリット1つ目は「就活で有利に」です。
インターンに参加することでアルバイトでは得られない経験など、就活で有利に使うことができます。
実際、私はインターンを就活で
- エントリーシートの頑張ったことで書いた
- 面接で学生時代に頑張ったことを聞かれたときにインターンでのエピソードを答えた
- 逆質問にインターンでの経験を交えることでアピールした
というように、フル活用していました。
就活で有利になるからという目的でインターンに参加してみることもオススメです!
メリット②:自分を知る機会になる
インターンに参加するメリット2つ目は「自分を知る機会になる」です。
インターンでは、学生生活では得ることのできない経験から、自分に何が向いているのか・向いていないのかということも知ることができます。
私も、様々なインターンに参加し、営業は向いていないことに気づくことができました。
アルバイトでは知ることのできない、社会での自分を知れる機会です。インターンへ参加する場合は、自分のビジョンに関連する業務が体験できるものに参加することで、より自分と向き合うことができるでしょう。
メリット③:働くという感覚を味わうことができる
インターンに参加するメリット3つ目は「働くという感覚を味わうことができる」です。
インターン ではアルバイトとは違った、社会人として働くという感覚を味わうことができます。
就活を始めたなかで、自己分析から自分に合った業界や企業を探しているかもしれませんが、実際に社会を経験しているかしていないかで、考え方に大きな違いが出てきます。
「これをやりたい!」よりも、「これは自分に向いていたからやろう!」の方が現実的だということです。
しっかりと働くという感覚をインターンで味わい、今後について考えていくことをオススメします!
まとめ
本記事ではインターンは何するのか、参加するメリットは何かをお伝えしてきました。
課題解決型や、実践型などインターン内容は様々ですが、大事なのはそれぞれに目的をもって参加することです。
しっかりと自分のなかで明確な目的をもって参加することで、得られるものは格段に増えます。
ぜひ本記事を参考にして、積極的にインターンへ参加してみてください!
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