内定が1社だけだけど大丈夫?迷ったらとるべき2つの手段を解説

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「内定1社しかないねんけど…」「内定って複数あった方がいいのかな?」「はよ就活終わらせたい」

多くの就活生が抱く悩みではないでしょうか?

周囲には、早くから複数内定をもらっているエリート就活生がちらほら存在する中で、自分だけ引け目を感じてしまう瞬間は多くの就活生が経験したことがあると思います。また中には、かなり多くの企業を受けたにも関わらず1社からしか内定をもらうことができなかった学生もいるかと思います。

そして、そういった不安から逃れるために、就活を終えたい一心で思考を巡らせてしまうのが人間の性質です。

しかし、そこで一歩立ち止まって判断する必要があります。

就活の主人公は自分自身であるのに、自分自身が納得のいかないまま終えては後々後悔します!

この記事では、内定が1つしかない学生や、その1社に意思決定していいかわからない学生の悩みを解決します!

ぜひ参考にしてみてください!

目次

1:内定という肩書きに振り回されるな

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「もうすでに内定4つもらってまっせ」「内定複数あって悩むわ〜。どないしよ!」

皆さんも就活の場で鉢合わせたことがあるのではないでしょうか?

私は彼らのことを「内定富裕層」と呼んでいます。確かに凄いですし、それだけの能力が備わっている学生であるという認識を持ちます。

しかし、彼らと私たちの本質的な違いはそこではありません。最大の違いは「選択肢の数」です。ただただ、選べる企業が多いか少ないかというだけの違いです。

そうなってくると、最も大切になるのはその選択肢が自分にとって正しい選択肢であるかどうです。

つまり、複数の内定を持っていようが、内定が1社だけであろうが、その選択肢が間違っていれば本末転倒です。内定を複数持っていることが偉いという認識ではなく、選択肢が増えるだけという認識で解釈しましょう。そして、1番大切になるのは最後に絞った1社が後悔のない選択であったかどうかです。

この考えを前提においた上でこの記事を読んでください!

内定が複数ある上で悩んでいる学生は、こちらの記事も参考にしてください!

内定先を決められないあなたへ!決断するために必要な4つのチェック項目

2:その「1社」はどんな1社?3つのパターン

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先述した通り、最も大切なことはその1社が自分自身にとって正しい選択肢であったかどうかです。

そして、その判断基準は人によって変化します。そのため、自分自身がどこで引っかかっているか認識する必要があります。

自分がその1社に対してどんな想いを抱いているのかを冷静に分析しましょう。ここでは、3つのパターンに分けて解説していきます!

2-1:「第一志望」パターン

1つ目は、ゴリゴリの第一志望パターンです。

自分自身のやりたいことが体現できると確信を持って言える場合は迷う必要はありません。大切なのは、自分自身が正しいと思えるかどうかです。この場合は自信を持って承諾をしましょう。しかし、「自分自身が考え抜いた決断」であることが大前提です。

2-2:「50%納得」パターン

2つ目は、要するに第一志望まではいかないパターンです。納得度合い的には50%程度としましょう。

全く興味ないわけではないけど、第一志望の会社に比べると明らかに志望度が落ちるような会社です。この場合は要検討です。まずは自分自身がどの部分で引っかかっているかを認識する必要があります。

この際の注意点としては、自分の力ではどうにもならない悩みに関しては切り捨てて考えることです、後ほど解説します。

2-3:「とりあえず」パターン

3つ目は、「とりあえず受けたら受かっちゃった」というパターンです。

その中でも、二つのパターンに分かれ、「第一志望企業の滑り止め」の人と、「とりあえずよくわからないまま受けた」という人で区別ができます。前者の方であれば、第一志望の会社と方向性は一致していると思いますが、後者の場合は言わずもがなでNGです。そういった学生を採用する企業も無責任であると捉えることもできますが、全ては自己責任です!

内定が2社で悩んでいるという方は、こちらの記事も参考にしてください。

「内定が2社で悩む…」原因と決断するための対処法を徹底解説!

3:自分の力では解決できない不安もある

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就活の際に学生が悩む要素の一つとして「外的環境」があげられます。

例えば、上司の人柄や、福利厚生、勤務地などです。

勤務地に関しては、その場所にしかない企業を選ぶという手段もとれますが、全国展開している企業を選ぶのであれば勤務地にこだわるべきではありません。もちろん重要度や優先順位は人それぞれですが、最も大切にするべき要素は「経験」です。どれだけ福利厚生が良くても、自分自身がやりたくない仕事であれば長続きはしません。

一方で、どれだけ上司や先輩が厳しかったとしても自分が求めている経験が積めるのであれば踏ん張ることができます。しかし、その経験が阻害されるくらいのストレスは避けるべきです。

まとめると、外的要因ばかりをイメージして「無い物ねだりの思考」になってしまうと、一向に前進しません。それよりも大切な部分に目を向ける努力をしましょう。

4:迷った時にとるべき2つの手段

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人間は迷った時に楽な道へ進もうとする生き物です。今回の場合だと、就活を終わらせにかかる作戦です。しかし、後々後悔しないためにも今できることを苦労してでもやる必要があります。

ここでは、その1社に決断できないあなたがやるべきことを紹介します。ぜひ参考にしてみてください!

4-1:自分自身を再度見つめ直す

自分自身にあった会社かどうかは自分自身にしかわかりません。そのために自己分析という作業が就活にはついてきます。正直、企業分析には限界があります。だからこそ、自分自身のことくらい理解しておく必要があります。そうすることで、仮に入社先で嫌なことがあっても他の手段を探すことができます。

例え、1社からしか内定をもらえなかったとしても、その会社が自分自身の就活の軸からぶれていなければ、そこに意思決定するべきでしょう。しかし、少しでも納得いかない部分があれば、自分に合った会社をもう少し探すべきです。

4-2:OB・OG訪問は必須

「実際に働いてみないとわからないし」という声をよく耳にします。

これは半分正解で、半分間違っています。

先述した通り、自分自身の力では変えることができないこともあります。しかし、OB・OG訪問を通して得られる情報は非常に貴重なものです。ホームページや求人サイトには絶対に載っていない情報を入手することができます。具体的には、「日々のリアルな業務」を把握しましょう。キラキラしたイメージで入社したが、実際は思っていた業務をできないという悩みを抱える新卒社員は多いです。個人的な意見ですが、OB・OG訪問なしに意思決定するのは非常にリスキーだと考えます。

まとめ

ここまでも書いてきましたが、1社しか内定がないということは決して悪いことではありません。

しかし、全ては自己責任です。なんとなく内定をもらえた1社に入社しようが、めんどくさいからという理由で思考することから逃避しようが、そのつけは自分自身にしか返ってきません。中には、1社目なんてそれほど大切ではないという意見もありますが、それはもともと選択肢が多かった者だけが当てはまることです。

キャリアアップを目的とした転職は、その人のスキルが一つの査定対象になります。自分自身に価値がないまま転職しようとしても、かなり不利な状況からのスタートになります。後々のことを考えると、今頑張ることが最善策です。後悔を避けたいのであれば今できることを全力で取り組みましょう。