「面接後にフィードバックを行います。」
これは私が初めて面接試験を受けた企業に言われたセリフ。
当時の私は、”フィードバックって何だろう?これで合否が分かるのかな”と感じたことを未だに覚えています。
就職活動中、きっと私と同じように感じた方も多いでしょう。
しかし、フィードバックだけで合否が決まるわけではありません。
フィードバックに対する正しい理解が必要です。
そこで今回は、私のような不安を抱えることがないよう、フィードバックについて理解を深めフィードバックをされた際は素直な気持ちで聞けるようにしていきましょう!
目次
1:今さら聞けない!フィードバックとは何か。
そもそもフィードバックとは何か結論から先に申し上げると、第三者の意見や感想です!
企業の面接官はこれまで数多くの就活生を面接しています。フィードバックは面接したら必ずしてもらえるものではありません!
1‐1:なぜフィードバックをするのか
簡潔に伝えると
次回の面接をする際にフィードバックでもらった意見を活かして面接に望んでいるかチェックするためです!
1‐2:フィードバックの内容で合否が分かる?
ここでもしかしたらフィードバックで悪い意見を言われたら不合格なのかなという不安が生まれてくるかもしれません。
しかし、安心してください!決してフィードバックで悪いことを言われても不合格とは限りません。
むしろ、フィードバックで褒められると合格なのかと勘違いしてはいけません。
先ほどお伝えしたように、フィードバックは次回の面接で活かしてほしいという思いで行ってくれています。
そのため、フィードバックで合否を決めるのではなく、その意見を活かして就活を進めていってほしいと思います。
2:フィードバックの有無で合否が決まるわけではない!
2‐1:フィードバックをしてくれる企業とは…
フィードバックがあるかないかで合否が決まるわけではありません。
フィードバックは全ての企業がしてくれるわけではなく、大企業に多い傾向があります。その理由としては、大企業の面接試験ともなると1次試験や2次試験で面接官の役員が変わることが多いからです。
また、できるだけ多くの学生に面接を通ってほしいという思いから、次回の面接官の特徴などを教えてくれる企業もあります。
私の場合は、フィードバックの際に次回の面接官の特徴を伝えてもらいましたが、「見た目が強面ですが優しい方です」など教えていただき、次回の面接に向けて心の準備ができました(笑)
2‐2:フィードバックがほしい時は、練習でしてもらおう!
ここで最初に伝えておきたいことがあります。
それは、決して自らフィードバックを求めないようにしてほしいということです。
自ら求めてしまうと企業によっては、この面接は練習だったのかと悪い印象を与える可能性があるからです。
どうしても知りたい場合は、聞き方に注意してフィードバックを求めれば良い方向に向かう可能性もあります。そうすれば、次回の面接を通過したいという気持ちが伝わるかもしれません。
しかし、そのようなリスクを背負うよりは練習でフィードバックしてもらう方が確実です。
大学のキャリアセンターやハローワーク、友人などは必ずフィードバックをしてもらえるため、ぜひ活用していきましょう!
フィードバック以外にも、内定のためにしておきたい対策は、下記の記事をぜひ参考にしてみてください!
→内定0でも一発逆転できる!やるべき4つの対策で内定をGETだ
3:フィードバックを受ける際の4つのポイント!
この章では、実際に企業からフィードバックを頂いた際の4つのポイントについて紹介していきます。
どんなことを伝えられてもいいように心の準備をしておきましょう!
3‐1:褒められた時
面接官に褒められた時は、素直に「ありがとうございます」と受け止めてください。
この時に、謙遜する必要はありません!謙虚に受け止めてください。
3‐2:指摘された時
ここで気をつけてほしいのが、反論することです。
あまりいないかと思いますが、「しかし~」など使わないようにしてください。
指摘を改善すれば面接がより良くなり合格できる!とポジティブ思考にしていきましょう。
悪い点というのは、面接だけでなくこれから社会で生きていくために必ず指摘される部分だと思います。今の内から考え方を変えて対応していけるようにしましょう。
3‐3:姿勢・目線
悪い点を指摘されたからといって落ち込む必要はありません。
私なら改善できる!という姿勢を姿勢や目線で伝えていきましょう。
ある程度の感情は目を見れば分かります。悪い顔をせずに真摯に受け止めていきましょう。
3‐4:声の大きさ
これは私自身がフィードバックを受けた際に言われた事です。
自信がない時の受け答えでは、声が小さくなっていると言われ、私自身も指摘されるまで気づきませんでした。
もしかしたら、フィードバックで悪いことを指摘されると声が小さくなり、面接官に不満があるのかなと思わせてしまう可能性があります。
ぜひ声の大きさにも気をつけてフィードバックを受けてほしいと思います!
4:フィードバックを活かし、就職活動を成功させよう!
4‐1:フィードバックで自分の市場価値を高めよう!
フィードバックで褒められると自信に繋がり、指摘されたことも伸びしろと捉えられるため、プラスのことしかありません。
指摘されると、就活頑張っているのになという不安感が芽生えるかもしれませんが、真摯に受け止め次回の面接では改善できるように準備していきましょう!
これらを繰り返すことで面接が上手くなり、あなた自身の市場価値を高めることができます!
まとめ
これまで伝えてきたように、フィードバックとは自分自身の成長のために行ってくれているという面接官の親切心です。
面接は練習をたくさん繰り返し、フィードバックをもらい改善してほしいと思います。
私自身も、フィードバックを受けた際はすぐにメモをして、次回の面接で指摘された部分に注意して面接を行い、内定を頂くことが出来ました。
ぜひ、素直に受け止めてあなた自身の市場価値を高めてください!